映画について思うこと

2008年5月15日 (木)

映画好きにはあるまじき…

こないだ、もうすぐ公開される『ランボー 最後の戦場』のフィルムを編集しました。
しかしわたしは『ランボー』シリーズを全く観たことがない…。そう言ったら同僚の男性陣ふたりはものすごーく驚いていました。「いや~、女の子だから~」と言い訳しといたけど(←全然言い訳になってない)。
で、そのついでにカミングアウトしたら更に驚愕されちゃったのが、

『ロッキー』シリーズも『ゴッドファーザー』三部作も観ていない!

という、仮にも映画好きを名乗る者にはあるまじき失態(←ちょっと大げさすぎる?)。
同僚のHくんに「なんで観てないんですか?!女の子だからですか?!」とつっこまれてしまいました。ヒー。

わたしだけかもしれないけど、昔の名作・傑作たちというのはなんだかいつでも観られるような気がしてついつい後回しになってしまうんですよね…。結局、比較的最近公開されて見逃していたものや、前にも観たことがある大好きな作品を優先してしまうのです。でも死ぬまでには絶対観なくちゃとは思っているのですが(←いつ死ぬかわからないじゃないのさ)。

今、うちの映画館のマネージャーたちの間では『七人の侍』がブームなのだそうです。
しかしわたしは、『荒野の7人』は観たのに『七人の侍』を始めとする黒沢作品すら観たことがない…(もうひとりの黒沢のはいくつか観たけど)。そして小津作品もちゃんとは観てない。ほんとダメですね…。

この際だから白状してしまうと、必修(?)なのに観てない作品、ほんともりだくさんです。いくつか挙げてみると(軽蔑されてしまいそうだなあああ)、

『ベルリン 天使の詩』
『天井桟敷の人々』
ゴダール(でも『女は女である』は観た!)とかトリュフォーとか、ヨーロッパの巨匠の作品
『ダンス ウィズ ウルブス』とか、アカデミー賞をとったような大作群

アカデミー賞をとったような~といえば、『タイタニック』も公開当時は観なかったんだった…。ずいぶん経ってからビデオを借りたのでした(そしてほとんど泣かなかった。一回しか観なかった)。あまのじゃくなんですねー。

さて、名作を観なくちゃいけないのはやまやまなのですが、わたしが今AMAZONから届くのを心待ちにしているのがこの作品。

デトロイト・ロック・シティ DVD デトロイト・ロック・シティ

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2003/07/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

公開された時に劇場で観たんだけど、その頃はそんなに音楽好きというわけではなかったのに、すっごく面白かったのです。
あーまた観たいなあと思ってた矢先、DVDが出ている(しかもけっこうお求め安い価格♪)のを知って、びっくり→ポチッとしてしまいました。でもまだお支払い番号が届かない…。ちゃんと手に入れられるのかなあ。早く観たいよー。

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2008年2月 3日 (日)

新作映画ひとくち感想(その3)

1月に観た映画の感想です(ちなみに‘その2’はおととしに書いてます)。でも『ジェシー ジェイムズ』と『再会の街で』を観損ねちゃったので、あまりパッとしないラインナップだ・・・。

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『28週後・・・』 (ネタバレ)
前作以上に怖そうでしたが、意を決して観てみました。しかし、怖いというよりも‘嫌な話’という印象が強かった。グロイ場面はそれはそれは盛りだくさんだったけど、目まぐるしすぎてわけがわからなかったし。静かにゆっくり怖い場面では画面を直視しないようにしてたし(←だめじゃん)。
結論としては、『28日後・・・』のホラーでありながら静けさと確かな希望に満ちた雰囲気がすごく好きだったわたしには、こっちは向いていなかったみたいです。監督替わってるし当然といえば当然なのですが。観終わった今になって思うと、『28日後・・・』とは正反対の話なんだという片鱗は最初っから見え隠れしてましたそういえば。
結局あの子供たちを命を賭けて脱出させたことは無駄だった。ってことは、2時間弱(?)かけてこの映画を観たこと自体も無駄だったの?という気持ちにさせられました。ウイルスは大陸に上陸してしまって後は広がるばかり。あーあ。でも、予告を見てすごく疑問だった“感染者、識別不能”という状態については、なるほどこういうわけでなったのかあととっても納得することができました。ああほんとにコワイ。
しかしR.カーライルのような名優にこげな役をさせていいんかい???ととっても心配になった。そしてお姉ちゃんを演じた女の子の異常なまでの色っぽさにびっくり。これからまた他の映画で彼女を見られるかしら?でも、『28ヵ月後・・・』が作られても、観ないなきっと。

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『シルク』
(こんな指摘をするのは不粋だとは思うけど)よくありがちな西洋の人から見た‘東洋の神秘フィルター’がかかりまくっていてちょっとがっかりしました。一番重要な主人公が命を賭け海を渡ってまで何度も会いに行きたくなるような日本人少女(って年でもなさそうだけど)の魅力が、わたしには全然伝わってこなかった。ただ動作をゆっくり、やたら思わせぶりにしているだけやん、という印象でした。あの女優さんに文句をつけるわけではありませんが、ちょっと荷が重すぎたような気がする。役所さんの役もなんだか・・・という感じだったし。
しかし、奥さんの手紙。あのくだりになって、睡魔の世界にちょっと足を突っ込みかけていた意識がぱっと覚醒。“遥か極東の地で、彼は何に出会ったのか”。それを知ることができて、ぽろりと涙がこぼれた。やっぱり観てよかったな、と思えました。
そして奥さんに共感と同情を覚える娼館の女主人。彼女にもきっと、忘れられない愛の記憶があるのでしょう。中谷美紀さんがとてもよかったです(英語も上手かった)。
エレーヌの庭の全景を見てみたかった。きっととても美しかっただろうな。

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『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』
なんで今さら映画???と思ったけど、上映チェックの時にお客さんがみんなで大爆笑しているのを見て、やっぱりビーンは今も面白いのかあと思いました。で自分でも観てみたら面白かった。そして、以前にテレビで見ていたときのビーンって人は周りのことには無頓着で、他の人のために何かをするっていうイメージはなかったのだけど、今回は男の子やフランス人女性のために一肌脱いでて新鮮でした。
あと特筆すべきはW.デフォー!彼が演じるカーソン・クレイ(だったかな?あんなにしつこく名前が出てたのに覚えてない)の監督した『プレイバック タイム』という映画を観てみたいです。どれほどつまらないんだろうウフフフフ。でもあの映画の中の刑事役の彼はかっこよかったな。デフォーだもんね。それからもうひとり、J.ロシュフォールも!欲を言えば、もうちょっとたくさん出てきてほしかったけど。
しかし上映中の映画をフィルムからビデオカメラ?にあんなに鮮やかに切り替えるとはビーンは只者ではない。わたしには無理だー。映写技師になれるよビーンさん。
何はともあれ、Mr.ビーンが無事に海を見ることができてよかったです。

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『ONCE ダブリンの街角で』 (ネタバレ)
最近音楽をよく聴くようになりました。そしてこの映画を観て、音楽の力を実感した。ふたりが最初に一緒に歌う歌が大好き。今も歌えます。
設定だけ見たら『ラブソングができるまで』のような感じなんだけど、こっちはハリウッド映画ではないのではっきりとした起承転結はない、ラブシーンらしいラブシーンもない、愛の告白もしない。“I Love You!”と言わないラブストーリーなのがよかった。
主役の二人に加えて、臨時バンドのメンバー、レコーディングを担当したミキサー(?)、楽器店の従業員、そして主人公のお父さんと、少しの出番の脇役たちも光っていました。特にお父さんが好きだったなあ。一見強面だけど、部屋でリハーサル?している息子たちのためにお茶を持っていったり、息子の作った曲を聴いて満面の笑顔を浮かべたり。
結局ふたりは最後には別々の道を歩くことになります。わたしの好きな‘つれてかない男・ついてかない女・敢えて別れるふたり’です。観終わった後、だから『ONCE』なのかあ・・・と淋しいけれど満ち足りたため息(ヘンな表現)が出ました。そして頭の中ではあの歌がずっとぐるぐる回っていました。

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『アース』
ホッキョクグマや象の子供の可愛さと、‘食うか食われるか’という日常の落差。デレ~っとしたりどきどきしたりでとても忙しい映画でした。こういうのを観ると、人間って(ではなく日本人、と言うかわたし)本当にぬくぬく甘やかされて生きてんだなあと痛感します。
それから、きっと一生のうちで目にすることはできないだろうと思われる風景の数々も、圧巻でした。途中イグアスの滝かと思える滝の映像があったけど、たぶん違うだろうな。やっぱり自分の目で見てみたいなあ。
水の奇跡と、23.5度の奇跡。あのホッキョクグマが無事に海から上がれるように、何かを始めなくちゃいけないと本当に思います。とりあえずこれから、エネルギー節約とゴミの減量にちょっとずつ励もう。

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2006年12月29日 (金)

日刊スポーツ映画大賞 授賞式

仕事先の休憩室にスポーツ新聞がポイッと置かれていたのでちょろりと目を通してみたら、BBMが外国作品賞を受賞した例の日刊スポーツ映画大賞の授賞式の記事が一面になっていました。休憩時間のほとんどを費やして熟読しちゃいました。
こういう映画の賞があることをわたしは今まで全く知らなかったのですが、1988年から毎年選出されているそうで。石原裕次郎さんの影響力は未だに大きいんですね。

しかし、いきなり文句で始めてしまいますけども。
『フラガール』に偏った邦画の受賞状況にはちょっと物申したーい!『松子』や『ゆれる』が全くどこにもかすりもしてないなんて、ちょっとおかしいと思うんですけど。『松子』のあの尋常ならざるパワーはほんとに強烈だったのに。癖がありすぎたとか?でも実はシンプルなお話だと思うんだけどな。うーむ。このまま行くと、日本アカデミー賞も『フラガール』が独占ってことになるのでしょうか。まあそんなに興味はないんですけど(なら書くなー)。
そして、作品賞は『男たちの大和』。うーん、わたし観てないんです。やはり観るべきでしょうか?母曰く、「悲劇だって分かりきってるからねえ・・・」。この言葉で、観る気力が失せてしまったのですが。どうしよっかな・・・。

そして本命の(?)外国作品賞。
過去の受賞作品を見てみると、うんうんなるほどという錚々たる作品群の中に‘???’という感じのものが紛れ込んでいたりして、けっこう面白いです(『L.A.コンフィデンシャル』が入ってるのがすんごく嬉しい~)。どうやら‘その年の最も優れた作品’という基準のほかに、‘その年話題になったかどうか’ということでも選ばれているような印象。なんてったって『氷の微笑』が受賞してますからねえ。BBMは果たしてどっちの方なのかしら・・・って、そらもちろん両方だべ?(←こないだの記事のなまりが尾を引いている模様)
それにしても、日本人からBBMに賞をあげられたことは本当に嬉しいですね。関係者の皆さま、おめでとうございま~す。そしてBBMを選んでくれた選考委員の皆さま、ありがとうございま~す♪(BBMに関する記事はこちら。あんまり大したことは書かれてませんけど)

あ、それと、FLIXの今月号の特集で今年の映画のまとめの記事があったのですが、ヒースとジェイクがベタ褒めされてましたー。皆さまもうお読みになりましたか?褒められると嬉しいですねえ、でももっと褒めてくれても全然構わないんですけどねえ、ウヒヒ。
それに加えて、‘今年のベスト’(だったかな?)の作品にわたしの好きだったものがけっこう選ばれていて、ニンマリしてしまったのでした。
よし、わたしも今度2006映画の総まとめをしてみようっと。

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今年最後のBBMの画像は、やはりこれにしちゃいます。

来年も、今年に負けないくらい素敵な映画がたくさん上映されるとよいですね・・・。

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2006年12月 6日 (水)

わたしの住んでるところで今年人気だった映画は?

わたしの住んでいるところでは、市の映画興行組合が映画新聞(?)のようなものを毎月発行しています。映画がはじまるまでの間、ちらしやその新聞を見て今後公開される作品をチェックするのがわたしの習慣です。
そして、その新聞では毎年10月に読者の投票によって‘その年の人気映画’を決定しているのですが(しかし投票が10月に行われるため、‘今年’となってはいるものの実はちょっと時期がずれておりまして。正確には‘前の年の10月から今年の9月までに公開された作品’から選ぶことになっています)、わが町の映画好きの人たちが選んだ今年のベスト作品を、今日知ってしまいました。では発表します!

日本映画のベストワン・・・『ALWAYS 三丁目の夕日』
外国映画のベストワン・・・『私の頭の中の消しゴム』

えーーーーーーっ、なんじゃそれ!どっちも11月くらいに公開された、正真正銘の去年の映画じゃんか!それ以降にもいろいろ素敵な映画いっぱいあったよお???こういう結果になったってことは、今年の映画はいまいちだったっつうことなのかい?それはちょっと寂しいなあ。まあわたしは投票していないんで、いろいろ言える立場ではないんですけども。
しかし更に文句を付けさせてもらうと、大きな声では言えないけどこの2本わたしの中ではあまり評価が高くなかったりして(‘わたしは2本とも大好きよ’という方がいらっしゃったら申し訳ありません~)。どっちも号泣はしたけど、泣けりゃあいいってわけじゃないのよ映画ってもんは!とわたしは常々思っているのでございます・・・。い、いかがでしょう?

ちなみに皆さん気にされていらっしゃるだろうBBMの順位は、4位でございました。なんと『ユナイテッド93』と『ダヴィンチ』に負けちゃった!キーッ!でもミニシアター系の映画としては健闘している方なのでしょうか?
で、未だに対抗意識を持ってしまう(←わたしが持ってもしょうがない)『クラッシュ』は、8位か9位くらい。フフン、勝ったわ♪
以上、ご報告でした。

そして今日観た映画↓

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『キング 罪の王』
うううううう~~~~~~~~~~~~。
と、どこまでも深い底なしのため息が出てしまうような映画でした。
いちおう覚悟はして観たんだけど、やっぱり足りなかったです。反省。
ガエルくんはやっぱスゴイ。‘カワイイ・カッコイイ・セクシー’だけでは絶対ない!
得体の知れない不気味さと、でもなぜか構いたくなるような人なつこさを合わせ持った主役のエルビス。彼の行動は最初から計画されていたことだったのか?それとも全部成り行き?あの結末を、彼は望んでいたのかしら?
うううううう~~~~~~~~~~~~ともう一度深いため息をつきながら、今日はこの辺で。

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2006年11月17日 (金)

新作映画ひとくち感想(その2)

だいぶん寒くなってきました。皆さまお風邪などひかれていらっしゃいませんか?
前回に引き続き、最近観た新作映画の感想です。

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『トリスタンとイゾルデ』
じじじじ実は『ロミオとジュリエット』をあまり好きではないわたくし(きっとものすごく少数派でしょうね・・・)、この『トリスタンと~』もかなり恐る恐る観てみました。でもこっちは好きだった!なぜか?それは、ふたりが恋に落ちる過程や、その恋が困難なものになっていくさまにとても説得力を感じたからだと思います。
そして何より、皆さんも書かれているマーク王の存在。彼がこんなに立派で魅力的な人でなかったらトリスタンとイゾルデの恋は‘悲恋’にはならなかったはずで、そのキーパーソンをあのR.シーウェルが文句なく素敵に演じてくれていたのは、とても嬉しい驚きでした。
ん?ってことはわたしはこの映画というよりもルーファス氏が好きなの?んん?

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『ワールドトレードセンター』(ちょっとネタバレ)
主役のふたりは絶対助かる!ということが分かっていたので安心して観られるかなあと思っていたらやっぱりそれは甘い考えでした・・・。
すごく印象に残っているのは、夫の搬送先の病院でM.ベロがある女性に出会い、「今朝喧嘩したまま息子を送り出してしまった」と言って泣く彼女を黙って抱きしめる場面。
こんな後悔をした人が、どれだけいたんだろう。その人たちは今も後悔し続けているんだろうか。そう思って、胸が苦しくなりました。
そしてこの映画のテーマからは大幅にずれているかもしれないけど、突然会えなくなっても悔やまなくて済むように家族や自分の周りの人たちをもっと大事にしなくちゃ、と今さらながらに感じたのでした。でもなかなか実践できないのです・・・。「言わなくても分かってるだろう」というのは通用しないんだけど。言わなくちゃいけないことは、ちゃんと言わなくちゃいけないんだけど。うーん。
しかし、この感想やっぱり的外れだわ。

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『フラガール』(ちょっとネタバレ)
こんな映画を嫌いなわけがないシリーズ第二弾。
何かに懸命に打ち込む人たちと、それを応援し、支えようとする人々。こういう物語に、わたしはとことん弱い。
ダンスど素人だけど頑張る女の子たち、彼女らに感化されて変わっていくやさぐれ美人のまどか先生、まどか先生を見守る男たち(トヨエツと一徳さん!)、みーんな大好きだったなあ。
そして富司純子さん演じるお母さんがすごく素敵でした。晴れ舞台の娘のダンスに観客が拍手喝采を送ってくれるのを見て感激する場面では、マジにもらい号泣(変な言葉)してしまいました・・・。
『天使にラブソングを・・・』『リトルダンサー』『遠い空の向こうに』『フルモンティ』『ブラス!』をお好きだという方、ぜひご覧くださいませ。ちなみにわたしは、全部大好きです☆

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『ブラックダリア』
以前『L.A.コンフィデンシャル』が公開されたときに、本屋さんの罠にまんまとはまって買ってしまった小説『ブラックダリア』。映画化されると聞いたとき、そしてキャストを知ったときはものすごく興奮したのですが。
実際に観てみると、あれれ?もしかしてわたしはいつの間にか勝手に頭の中で筋を変えてしまってたのかしら?というほど内容に違和感を感じてしまいました。ほんとに単なるわたしの勘違いかもしれないけど。
でももっと登場人物たちに魅力があった気がするんだけどなあ・・・。バッキーとケイの関係ひとつとってみても、もっと入り組んでてもっと一筋縄では行かなくてもっと葛藤があったような。脚色という作業は本当に大事なものなんだなあと痛感しました。
無性に『L.A.~』を観直したくなってこの前レンタルしたのですが、こっちはやっぱり面白かった。今度は小説『ブラックダリア』を読み直そうと画策しております。

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『16ブロック』
ジャックのお父さんを演じたP.マクロビー氏が『ワールドトレードセンター』に出演していると言うのは有名な話ですが(ですよね?)、実はこの映画にも出てたんです!館内チェックで入ったときに偶然目撃して、びっくりしました(で、確認の為に全部観てみたのでした)。
さらに奇遇なことにB.ウィリス演じる主役の名前が‘ジャック’だったのです~。マクロビー氏が「ジャック!」と呼ぶ場面もあった為、わたしはすごく変な(異常な?)興奮のしかたをしてしまいました・・・。
そして、この作品について書きたかったのは、それだけなのでした~(←ヒドイ?)。にゃは。

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『太陽』
以前楽しみにしていた『カサノバ』で睡魔に負けてしまうという大失態を演じてしまったわたくし、なんとこの作品でもやってしまいました・・・。なのであんまりどうこう言う資格はないんですが。
自分から望んだわけではないのに‘神’と崇め奉られ、‘神’なのに戦争を防げなかった天皇の心や気持ちを、ロシアの監督さんがここまで表現してくれたことに驚いてしまいます。お年を召した方がこの映画をご覧になった感想を、ぜひお聞きしたいです。こんな天皇の描かれ方をどう思われるのでしょう?
そして。最近『硫黄島からの手紙』の予告がたくさん流されていますが、その中にこんな感じのせりふがありました。
「ここで自決するのと、死なずに最後まで戦い抜くのと、どっちが陛下の御為になる?」
これを聞くと、『太陽』で戦争を終わらせようと悩み苦しんだ昭和天皇の姿を思い出して複雑な気分になってしまいます。きっとどっちも望まれてはいなかったと思うんだけどなあ。誰にも死んで欲しくないと思われていたと思うんだけどなあ。ふう。

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『サンキュー・スモーキング』(ちょっとネタバレ)
実はかなり気になる存在のA.エッカート(この読み方でいいのか自信なし)。
『ブラックダリア』では自分の中の闇に飲み込まれて自滅していく刑事を狂気を滲ませて演じていましたが、この作品ではガラリと変身しています。すごくよいです。
世渡り上手で飄々と生きていく、でも自分の信念は貫く痛快・爽快な男、ニック。わたしはどちらかと言うと煙草の煙は吸いたくない派なのですが、煙草会社の人間で自身もかなりの愛煙家であるニックの思想にかなりうなずかされちゃいました。
「情報をどれだけたくさん得ても、最後に決断するのは自分。
  だから煙草を吸うか吸わないかも自分で決めろ」
これって喫煙に限らず、全ての面で通用する考え方だよなあと思ったのです。でも‘自分で決める’って案外難しい・・・。そして、その決断から生まれた結果を誰のせいにもせずに自分で引き受けることができたなら本当にかっこいいんだけど、それも難しいことのような気がします。
それにしても。訴訟国家アメリカでは、日本人からすると「は???」ということで訴えを起こしてしかも勝利し、ものすごい額のお金を得ている方がいらっしゃるようですが(ハンバーガーで太ったから金出せ!なんていう裁判もありましたよねえ)。そういう国でこの映画がかなり評判になったというのは、なんだか皮肉な気がする。やっぱりアメリカって変な国だなあ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

以上、ひとくち感想(その2)をお送りいたしました。

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2006年11月12日 (日)

新作映画ひとくち感想(その1)

たくさん新作映画を観ているのに、観るばっかりで感想を書くのが全く追いつきません・・・。そこで、ここ何ヶ月かで観た作品のうち印象に残っているものをご紹介させていただきます。
まず、ひとくちでは収まらなさそうだからいつの日かちゃんと個別に記事にしたい(できるかどうかは別として)映画たち。

●『トランスアメリカ』
●『時をかける少女』
●『夜のピクニック』
●『地下鉄に乗って』
●『サムサッカー』
●『カポーティ』
●『手紙』
●『父親たちの星条旗』
●『トンマッコルへようこそ』

うーむ、全部書けるだろうか?無理だろなきっと。
と、もう弱気になってしまったところでひとくち感想スタート!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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『ユナイテッド93』
ハイジャックなのかそうでないのか、状況がほとんど掴めない管制塔や軍の混乱ぶり。何も知らずに飛行機に乗っている93便の人々。それらが交互に描写され、少しも気を抜くことができません。
事実に基づいているとはいえ、飛行機の中の出来事に関してはやはり想像によるところも多々あるんだろうけど、しかし地上にいる人々については本当にこんな感じだったはずです。いったいどれだけの飛行機がハイジャックされているのか・次にどんなことが起きるのか・どう対処すればいいのか。何もかもが全く分からない不安と焦燥。これ以上ないほど痛感させられる、自分たちの無力さ。覚悟はしていたけど、やはり凄まじかったです・・・。
観終わって最初に感じたのは、‘やっと解放された’という安堵感でした。不謹慎で単純な自分が嫌になりました。

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『マイアミバイス』
予告がものすごくかっこよかったので(この監督の『コラテラル』も大好きだったし)、かなり期待して観ました。結論:わたしはやっぱり濃すぎる男(具体的に言うとC.ファレル)はイマイチ好きになれないらしい。
それよりもやはりコン・リー様が光ってた。コリンを顎をしゃくって呼びつけるところがあったのですが、「真似してみたーい」と同僚(男性)に言ったら爆笑されてしまいました。かなり本気でやってみたいんだけどなあ。
あと、ヒスパニック系の美人女性射撃手もかっこよかった。‘男の映画’のはずなのに、野郎どもではなく女性たちに目が行ってしまいました。なんでだろ?

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『幸せのポートレート』(ちょっとネタバレ)
あまり内容を知らないまま観にいったのですが、これは当たりでした!
いわゆる‘勝ち組’女性のメレディスが、年末にフィアンセの家族と初めてご対面。実は彼らは彼女にあまりよい印象を持っておらず、それを感じ取ったメレディスはなんとか挽回しようと奮闘します。でもやることなすこと全部が裏目に出てしまって、彼女はだんだん追い詰められていく・・・と書くとまるで心理サスペンスのようだけどでも違うんですねえ。嫌われ者(ひどい書き方~)のメレディスの存在がきっかけになって家族がそれまで以上に強い絆で結ばれ、紆余曲折の末もちろんメレディスもちゃんとその一員になるという素敵なドラマなのです。
トラブルやハプニング続きでもう滅茶苦茶になっちゃって、どうすんのこれ?という状況に陥ってしまう彼ら。そんな中で、あまりの悲惨さにメレディスと家族たちが一緒に笑いだしてしまう場面がとても印象深かったです。
クリスマスにまた観直したいなあ。DVD出てるといいなあ。

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『キンキーブーツ』(ちょっとネタバレ)
こんな映画を嫌いなわけがないシリーズ第一弾。
ふとしたきっかけで知り合った、倒産寸前の靴工場を継いだ優柔不断男の主人公とドラッグクイーンのローラ。彼らが力を合わせて、ドラッグクイーン専用の‘kinky(変態)’なブーツを作り工場の危機を救うというお話です。もうこのあらすじの時点でわたし好みだわー。
ローラは歌って踊れて笑いも取れる正真正銘のエンターテイナー。クラブで働いていて、ショーの演出から振り付けからドレスなどのデザインまで全てを手がける才人でもあります。まるで『トーチソング』のアーノルドのようで、クライマックスでは素敵な活躍ぶりに観ているわたしの顔は満面の笑みを浮かべておりました。
ちなみにこの映画は実話に基づいているそうです。どうです~?観たくなってきませんか~?うひひ。

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『LOFT』
ここまで分からない、ここまで登場人物に誰一人として感情移入できない映画を久しぶりに観ちゃいました。でもこの映画を「大好き!」「傑作だ!」という方もきっといらっしゃるんですよね・・・。人の心の不思議さは計りしれません。
BBMの良さがちっとも分からないという方たちも、この映画を観たときのわたしと同じように感じたのかなあと思ってしまった。少し勉強?になりました。

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『出口のない海』(完璧ネタバレ)
第二次大戦の末期、人間魚雷‘回天’に乗り込んだ主人公。タイトルどおりに‘出口のない’状態になってしまい、死を悟った彼が愛する人たちに書く手紙が、痛切です。
お互い想い合っている女性へはこんなことを書いてました。とてもショックだった。

「一年経ったら僕のことは忘れてほしい。違う誰かと結婚して、たくさん愛されて幸せになってほしい」

・・・こんな手紙を書かなければならない時代が、もう二度と来ませんように。そう強く思いました。
安倍首相、暴走しないでね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

以上、(その1)でした。ちなみに次に書こうと思っております作品は、

●『トリスタンとイゾルデ』
●『ワールドトレードセンター』
●『フラガール』
●『ブラックダリア』
●『16ブロック』
●『太陽』
●『サンキュー・スモーキング』

です。よろしければ次回もお付き合いください。

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2006年10月15日 (日)

レンタルビデオ・かいろ

アルコールがやっと抜けました。はーこれで一安心。もう酒は飲まん!(つうか飲めん!)

さて、ちょっと乗り遅れてしまいましたが、いろいろな方がレンタルビデオ屋さんを開店なさっているのでわたしもまねっこしてみました~。
果たしてお客さんは来てくださるのでしょうか???

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あなたは明日 いきなりレンタルビデオ店をオープンしなければならなくなった。

と、とにかく今すぐタイトルを揃えなきゃ!
せめて五十音につき一本ずつは揃えなきゃカッコつかん!
でもどうせなら自分の好きな映画で揃えたい。
そこは譲れないところ。
リストは手元にないけどとにかく発注先に電話して・・・。
さてあなたは電話口で何を注文する?

 ☆ルール☆
・自分の好きな映画から選ぶ
・一監督につき一作品とする
・自力で思い出す
・外国映画・日本映画は問わず

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【あ】 アマデウス(M.フォアマン) ←いきなり激戦区
【い】 愛しい人が眠るまで(A.ミンゲラ)
【う】 海辺の家(I.ウィンクラー)
【え】 L.A.コンフィデンシャル(C.ハンソン) ←かなり激戦区
【お】 おじゃる丸 おじゃるとせみら 約束の夏(大地丙太郎)

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【か】 ガタカ(A.ニコル) ←相当激戦区
【き】 キャメロットガーデンの少女(J.ダイガン) ←ああもう激戦区
【く】 蜘蛛女のキス(H.バベンゴ) ←強力なライバルあり
【け】 入荷待ち
【こ】 コーカサスの虜(S.ボドロフ) ←選べないよ激戦区

【さ】 サイダーハウス ルール(L.ハルストレム) ←強力なライバルあり
【し】 小便小僧の恋物語(F.V.パッセル) ←悶絶激戦区
【す】 素晴らしき哉、人生!(F.キャプラ) ←どうにもこうにも激戦区
【せ】 セントラルステーション(W.サレス)
【そ】 入荷待ち

【た】 第三の男(C.リード)  
【ち】 チョコレート(M.フォスター)
【つ】 追憶(S.ポラック)
【て】 天使が隣で眠る夜(J.オディアール) ←強力なライバルあり
【と】 トーチソング トリロジー(P.ボガート) ←なんでこんなに激戦区

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【な】 ナイト オン ザ プラネット(J.ジャームッシュ)
【に】 ニキータ(L.ベッソン) ←強力なライバルあり
【ぬ】 入荷待ち
【ね】 猫が行方不明(C.クラピッシュ)
【の】 ノーバディーズフール(R.ベントン) ←強力なライバルあり

【は】 ハッシュ!(橋口亮祐) ←強力なライバルあり
【ひ】 ひまわり(V.D.シーカ) ←涙の激戦区
【ふ】 ブロークバック マウンテン(A.リー) ←つらすぎる激戦区
【へ】 ペーパームーン(P.ボグダノヴィッチ) 
【ほ】 僕の大事なコレクション(L.シュライバー) ←強力なライバルあり

【ま】 マグノリア(P.T.アンダーソン)
【み】 入荷待ち(予定では未来世紀ブラジルかミツバチのささやき)
【む】 ムーランルージュ!(B.ラーマン)
【め】 めざめ(D.グレーズ)
【も】 モンスターズ インク(P.ドクター) ←強力なライバルあり

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【や】 焼け石に水(F.オゾン)
【ゆ】 ユージュアル サスペクツ(B.シンガー)
【よ】 欲望の法則(P.アルモドヴァル)

【ら】 楽園の瑕(W.カーウァイ) ←どうすればいいの激戦区
【り】 リトルダンサー(S.ダルドリー)
【る】 ルパンⅢ世 カリオストロの城(宮崎駿) ←強力なライバルあり
【れ】 レッドバイオリン(F.ジラール) ←もんどりうちそうな激戦区
【ろ】 ロードオブザリング三部作(P.ジャクソン)←腹立たしいほど激戦区

【わ】 忘れられない人(T.ビル) ←強力なライバルあり

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

なんだかかなりオーソドックスなものばかりを選んでしまった・・・。
しかし激戦区ばかりで悩みまくりました(【ろ】はちょっとずるいことをしてしまったけれど、『ロード』は全部合わせてひとつの作品だと思うので勘弁してくださいませ)。タイトルが同じ文字で始まる映画がどんだけ多いのかということを教えてもらった感じですね。
ちなみにこの記事、通勤・仕事・帰宅中の時間に考えて作成したのですが、頭の中で「ヨシ、この文字はこの作品だ~」と決定していたはずなのにいざパソコンの前に座ると「あれ?あれれれ?なんだったけ?」となってしまって、おかしいような恐ろしいような。紙にいちいち書き留めておけばよかったのかしら。そして、‘激戦区’とか‘ライバルあり’なんてつけてるものも、じゃあ他のはなんだったの?と自分に聞いてみても思い出せるかどうか怪しかったりして・・・。ギャア~~~。

そして最後に、真紅さんの真似をしてわがレンタルビデオ屋のバイトくんをご紹介いたしましょう。ジャジャジャジャ~ン(←せっかくなので?効果音);

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『おじゃる丸』の電ボくんです。子鬼三匹も好きなんだけど、年齢が労働基準法に違反してたりするかもしれないので。電ボは働き者なのできっと助かるぞう♪

以上、(‘いい男バトン’もまだ記事にしてないのに・・・とあせりつつ)開店報告させていただきました。ご来店お待ちしておりまーす。

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2006年6月30日 (金)

わたしの映画好きの血は・・・

うちの母は昔映画が大好きでした。母のすぐ下の弟も同じく。ちなみに母のオールタイムベストは『シェーン』、ダーリンはモンゴメリークリフト(以下モンティ)。叔父は(母によると)『誰が為に鐘は鳴る』が好きで、バーグマンとテレサライトという女優さんに夢中だったそうです(と、年がバレる?怒られる~)。昔はリバイバルでよい映画が何度も繰り返し上映されていたそうで、傷がたくさん入った映画を名画座?で観ていたよ、と言ってました。
『シェーン』、そんなにいいの?と尋ねると、いいのよ~と母。あるシーンで、男の子が「シェーン?」と声をかけるとシェーンが「んー?」と返すそうなのですが、そのときの言い方がね~、もうね~と半ば身悶えしながら(?)答えてくれます。この『シェーン』のどこが好き?という会話は何度も繰り広げられているのですが、それ前にも聞いたよーといいながらやっぱりまた同じことを母に尋ねてしまうわたしなのでした。
もし結婚できて(今の時点ではその確率非常に少ないんだけど、ヒ~)、子供が生まれてその子が大きくなって映画好きに育ったとしたら、わたしも子供とこういう会話をしたいな、と思ったりして。その時はきっとBBMの話も必ずするだろうなあ。お母さん、この映画に夢中になっちゃったせいでパソコンはじめたのよ~とか言って(これは事実です。バリバリのパソコン初心者なのでございます、わたくし)。

この前、母お勧めのモンティ映画を借りてきてふたりで観ました。観ている最中のわたしたちの会話:

ふたり 「うわあ、出てきた~」

わたし 「モンティって頭大きくない?」
母 「ほんとやねえ、体はスリムなのにねえ」
わたし 「体細いから頭大きく見えるんかな」
母 「ああ、そうかもね」

母 「この背中がね、いいのよ」
わたし 「背中のラインが?」
母 「この猫背っぽいところがね、なんか淋しそうで」
わたし 「なるほど~」

観終わった後の会話:

母 「モンティは、声は駄目だね」
わたし 「ええ~?いい声してると思うけどなあ。しゃべり方とかすごく良くない?」
母 「そう?」
わたし 「うん」

Montgomeryclift_0628_1_1Montgomery Clift (結構かっこいい・・・)

モンティというとわたしが思い浮かべるのはあまりにも救いのなかった『陽のあたる場所』。母によるとモンティが演じるのはやはり陰のある役が多いらしく、だからたまに普通の善良な人を演っている彼を見るとほっとしたそうです。
母とモンティについて話していると、まるでわたしが“ジェイクくんのほくろがたまらん!!!”とか“トニーレオンなら脚触っても許す~”とか言っていたりするのと全然変わらなくて、ああ、昔も今も女の子(と敢えて言わせていただきます)の憧れの人(?)への気持ちというのは変わらないもんなんだなあと思ってしまいます。
叔父は叔父で若い頃にテレサライトのファンクラブに入っていたそうで、彼女あてに書いたファンレターがファンクラブの会報に載ったという経歴の持ち主(母の暴露により発覚)。女の子だけじゃなくて男の子もおんなじなんだなあ~。いや、というより、好きなものに対する情熱とかミーハー気分というのはいつの時代でも、いくつになっても誰もが持っているものなんだ、きっと!それでいいのだ!
わたしの映画好きや俳優さんへの入れ込み具合はこのふたりから受け継いだものだと思われます。うちの父は映画全然観ないもんなあ。

Jake_0514_3_3 Jake Gyllenhaal (もちろん素敵・・・)

ところで先日‘映画検定’の試験が行われたそうです。だいぶ前に本屋さんで映画検定の本を見つけてぱらぱらと立ち読みしてみたけど、ぜーんぜんチンプンカンプンだったのできれいさっぱり忘れていたわたし。母はニュースでその試験のことを知ったらしく、わたしが帰宅してご飯を食べているときに「今日映画検定の試験があったんだってよ」と教えてくれました。 「3級か4級の問題で『第三の男』のラストシーンの写真が出て、‘この映画のタイトルを答えなさい’っていうのがあったんだって」「はあ~、そうなんや~」「映画観てなくてもみんな知ってそうだもんね、あのラストは」「そうかなあ」 そこから話はあの名画のラストシーンはどんなだったっけ?という方向へ流れて、あれはこうだったね、じゃああれは?あのラストもよかったよねえ、わたし最後観ただけで泣いちゃうよ~、などという会話を延々と続けたわたしたち親子でございました。
映画の知識をたくさん持っているのはもちろんかっこいいけど、それよりもやっぱりわたしは大好きな映画についてみんなであつーく語り合うほうが性に合ってるなあ。だから試験は受けません(受けても合格できないから~という負け惜しみも20%ぐらいは入っていますが、にゃは)。

というわけで、冷静に分析するのは到底無理なのですが、これからも『男はつらいよ』の寅さんのような人情路線で?ぼちぼち映画について語っていきたいと思います。皆様よろしくお願いいたします~。

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