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2006年8月25日 (金)

皆様へご報告・つづき

皆様、お祝いのお言葉をいただきありがとうございました。二重に嬉しいです!
さて、前回のつづき、海外評の抜粋をお送りいたしますね(わたしを‘おおっ’‘そうなのよ~’と唸らせた部分には下線を引いておきまーす)。掲載順です。

スティーブン・ホールデン (ニューヨークタイムズ/2005年12月9日)
心を揺さぶられる、荘厳な、画期的なアメリカ映画の出現だ。エニスという役柄のその筋骨逞しくて締まった肌の下に、するりと魔法のように謎のように入り込んでしまうヒース・レジャーの演技は、例えるならば素晴らしきマーロン・ブランドやショーン・ペンのようなスクリーンパフォーマンスだ。『ブロークバック・マウンテン』は、つまずく愛、はばまれる愛、心に悲しく残る愛についての映画である。

ジョン・パワーズ (ヴォーグ/2005年12月号)
画期的!アン・リーによって描かれるパワフルなエモーションに魅了される。引き裂かれながらもブリリアントに魂のこもったロンサムなエニス役により、ヒース・レジャーのこれまでのイメージは永久に変わってしまった。ジェイク・ギレンホールはジャック役を寛大さと慈悲を持って包み込む。

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グレン・ケニー (プレミア/2005年12月号)
★★★★
ロマンティックな愛について、こんなに説得力を持って描いた映画はもう何年もなかった。そして誤解しないで欲しいが、ストーリーが60年代後半にはじまり、お互いを本気で求め合いながらも離ればなれになり、それぞれ家庭を持ちながら何年間も逢引を重ねる、と言っても、これは決して社会派映画なんかじゃない。これはロマンティック・ラブ、それも究極にロマンティックなかたち~決して長くはつかむことの出来ない、漠然とした満足感しかないような~ロマンティックな愛についての映画なのである。
アン・リーとスタッフ、キャストたちは、必須の几帳面さと優雅なテイストでこの特別な物語に取り組み、それはこれまでの巨匠たちの名作を伝承している。しかし、リーは『アイス・ストーム』で見せたように、リーの世界において選択は逃避にはならないジェイク・ギレンホール演じるジャック・ツイストと、ヒース・レジャー演じるイニス・デル・マーが置かれる環境において、そこにごまかしはない。二人はラヴァーズなのである。二人はただロッキー山脈での長い夜にちょっとだけ火がついた二人の男なんかじゃない。この崇高な映画は、そのテーマに真っ向から立ち向かうことになるだろうと言いたいのだが、わたしはそれをジョークの言葉を使わないで真面目に訴えたいのだ。

オーウェン・グレイバーマン (エンタテインメント・ウィークリー/2005年11月30日号)
Grade:A
『ブロークバック・マウンテン』は、美しい痛みを核にした壮大なハリウッド悲恋映画という、滅多にない代物である。静かなる革命的なラブストーリーに仕上げたモダンエイジのウェスタンである。
自分たちでも意識しない内に、気付けば恋に落ちていた二人の男。そして『ブロークバック・マウンテン』は、二人の運命を辿り、彼らの情熱を、先例がなくてあまりにもパワフルすぎて言葉では言い表せない力として描く。この映画では、愛というものは本当に言うに言われないものとして描かれる。
そのビーズのような瞳にすぼめた唇、イニスを演じるヒース・レジャーは、無骨な繊細さを並外れた演技力で見せる。対するジャックを演じるジェイク・ギレンホールも感動的だ。彼の子犬のようなその瞳は、最初は希望に輝き、そして暗く絶望へと変化していく。
貧しくて孤独で、失った夢をいとおしみ、そのかけらを必死で集めようとするが、自分が破片になっていくイニス。『ブロークバック・マウンテン』は、甘美的ですらある悲劇の趣意を持つ、それはまるで、ステットソンをまとったイーディス・ウォートンのような感じか。いわゆるメッセージ映画というものからはほど遠いが、心に刻みついて離れないある種の心地よさと後悔を併せ持つ、ゆっくりとしたワルツのような、とてつもなく壮麗なクライマックスのシーンでもし多くの涙を流したならば、「社会の仕組みに屈服してしまったある愛のかたち」にしっかりと反応した証拠である。同性結婚が未だに物議を醸している現代に生きる我々に、一緒に生きていくことを夢見ることさえ許されなかった二人の男の物語『ブロークバック・マウンテン』は、我々を感動させつつこう問いかける。愛を前提にしたときに、一体我々にはどんな世界が必要なのだろうか?

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マイケル・コレスキー (インタビュー/2005年12月、2006年1月合併号)
もしここが完璧な世界であったなら、この慎み深くて力強い『ブロークバック・マウンテン』は、一般的にエピック・ラブストーリーとして受け入れられていたにちがいない。しかし、政治的/宗教的な物議が絶えることない現実世界においては、アン・リーによる胸を突き刺すようなこの映画は、やはり革新的なのだ。『いつか晴れた日に』『アイス・ストーム』で性的抑圧が社会に及ぼす影響を描かせたら天下一品のリーが、ハンカチが3枚は絶対に必要で、我々のハートとマインドを根底から覆すメロドラマを作り上げた。

アンソニー・レーン (ニューヨーカー/2005年12月12日号)
結局これはヒース・レジャーの映画である。もちろんジャックを演じるジェイク・ギレンホールも素晴らしい、それは間違いない。しかし、レジャーこそが、この映画の持つ哀しみのくびきに堪えるのだ。彼が演じるイニスがもごもごと不明瞭に喋るのは、無口であるというだけではなく、言葉を飲み込むことでどうにか自分の感情さえも飲み込んでしまおうともがいているのだ。無骨で不器用な彼を見ていると、『ブロークバック・マウンテン』は(同じ脚本家ラリー・マクマートリーによる)名作『ラスト・ショー』のようなカウボーイ映画なんだなと認識する。
どちらの映画も、突き固められた人生に対する哀歌であり、その消え行くあかりに対する着眼点はジャン・ルノワールさえも認めるだろう。そして『ブロークバック・マウンテン』のこのラストシーンを見たならば―ひとりトレーラーハウスでブロークバック・マウンテンのポストカードを見つめ、その山で過ごした時間の記憶を指でなぞっているイニス。窓のすぐ外には、なぜか手の届きようがない、青々としたトウモロコシ畑が見える―あなたは完全に打ちのめされてしまう。ゲイウェスタンと呼ばれるとても静かでストイックなこの映画には、ゲイっぽい感じも、とりわけウェスタンな感じもない。これは行き場のなくなった愛を学ぶ映画だ。「やり直せないんだったら、ジャック、立ち向かうしかないさ」とイニスが言うように。

これでご報告を終わらせていただきます。
うう、一刻も早く再見したいです・・・。それではこの辺で。

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ブロークバック マウンテン」カテゴリの記事

コメント

かいろさん、こんにちは。
ご報告ありがとうございました。感謝感激です。こんなにたくさん、お疲れさまでした!
肩が凝ったでしょう?無理をお願いしてごめんなさいね。

それにしても、本当に素晴らしいレビューばかりですね。読んでいて涙ぐんでしまいました。
アメリカでも批判的なレビューもあったのだろうとは思いますが、ここに挙げられているものは皆、映画そのものやヒース&ジェイクを「正当に」評価してくれていると思います。
私も再見したくてたまりません~~~ああ~~いいなぁ東京は。。
本当にありがとうございました。また来ますね。

投稿: 真紅 | 2006年8月25日 (金) 16時12分

かいろさん★真紅さんと同様、わたしも読みながら涙がこぼれそうになりました。すばらしいご報告に心から感謝いたします。
前回おっしゃってたようにどの評論もみな「おおっ!」と思うものばかりですが、オーウェン・グレイバーマンさんの文章が特に秀逸だと思いました。『一緒に生きてゆくことを夢見ることさえ許されなかった二人の男の物語』---。

NEWSWEEK日本版3/8号のインタビューで原作者アニー・プルーは次のように語っていました。「執筆しながらときどき涙がこぼれそうになった。なにも二人にこれほどつらい人生を送らせなくても、と罪悪感を感じた。でも、ほかの結末は考えられなかった」と。

「イニスとジャックは本当の愛を見つけたという事実が、僕の心を最も引き裂く」とジェイクがBBMのプログラムの中で語っていますが、ほんとうに「これもハッピーエンドのひとつのかたちなのだ」と思いつつも、こんなに胸が痛くなるなんて。そして、美しくも悲しすぎるこの「真実の愛の物語」に出会えた幸せを・・・かいろさんのご好意で読ませていただいた数々のBBM評によって、あらためて感じました。

かいろさん、ほんとにありがとうございました~★

投稿: メグ | 2006年8月25日 (金) 20時15分

真紅さん、メグさん、こんにちは!コメントありがとうございます!まとめてお返事させていただきます。

・真紅さん
大丈夫で~す、肩は凝ってません! でもキーボードを叩く自分の指のあまりのたどたどしさにムキーッとなりました☆ 精進せねばなりません~。ふう。

>アメリカでも批判的なレビューもあったのだろうとは思いますが、ここに挙げられているものは皆、映画そのものやヒース&ジェイクを「正当に」評価してくれていると思います。

本当です・・・。結局本国では賛成派と反対派のどちらが多かったのかはわかりませんが(そしてどっちが多くてもこの映画が素晴らしいということに変わりはないのですが)、「正当に評価してくれている」この方たちのレヴューを知ることができて、ますますBBMに対しての愛が深まりました。余談ですが、(同じような内容にならないように論点をわざとずらして書いてらっしゃるのだとは思いますが)Cutのクロスレヴュー(でしたっけ?)にはちょっと不満があったわたしです。

それにしても短期間でも映画館で再映されている地域に住んでいらっしゃる方々が本当にうらやましいですね~。DVDが発売された後でも映画館で観られるならば飛んでいってしまいそうです・・・。
それではこの辺で。ありがとうございました!


・メグさん
メグさんにも気に入っていただけて良かったです!わーい。

>オーウェン・グレイバーマンさんの文章が特に秀逸だと思いました。『一緒に生きてゆくことを夢見ることさえ許されなかった二人の男の物語』---。

わたしもそう思いました・・・。‘社会の仕組みに屈服してしまったある愛のかたち’という部分でも、なんだかため息がでてしまいそうでした。そしてそして、

>NEWSWEEK日本版3/8号のインタビューで原作者アニー・プルーは次のように語っていました。「執筆しながらときどき涙がこぼれそうになった。なにも二人にこれほどつらい人生を送らせなくても、と罪悪感を感じた。でも、ほかの結末は考えられなかった」と。

そんなことをおっしゃっていたのですか・・・。プルー氏がそんな気持ちでこの物語を作り出されたなんて・・・。本当にイニスとジャックのことを考えて考えて考え抜いて、ああいう結末を選ばれたのですね。彼女のふたりに対する思いを知ることができて、とても嬉しいです。メグさん、ありがとうございます。

>ほんとうに「これもハッピーエンドのひとつのかたちなのだ」と思いつつも、こんなに胸が痛くなるなんて。そして、美しくも悲しすぎるこの「真実の愛の物語」に出会えた幸せを・・・

そうなんです、メグさん!胸が痛い真実の愛の物語、わたしも本当にこの映画に出会えて幸せです!そしてみなさんに出会えたことも、心から嬉しいです!(大げさだけど、本心なのです~。)これからもよろしくお願いいたします!
と、興奮したまま今日はこの辺で失礼いたします~。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年8月25日 (金) 23時29分

かいろさん、とっても大変でしたよね。たくさん紹介いただいてありがとうございます。
どのレヴューも興味深く読みました。かいろさんがコメントレスにも書いてくださった『ブエノスアイレス』へのレヴュー(この映画は見てないのですが)「‘男二人だと、もっとせっぱ詰まった感じが先行するのである。愛するゆえに人が孤独に陥ってしまう心理のざらついた感じ、ちくちくする疼き、束の間の喜び・・・絶え間ない緊張。’」を読んだ時、かいろさんと同じように、まるでイニスとジャックについて書かれているんじゃないかと錯覚してしまったくらいです。これと、

>先例がなくてあまりにもパワフルすぎて言葉では言い表せない力として描く。この映画では、愛というものは本当に言うに言われないものとして描かれる。

この表現が今の私にとってのBBMをとてもうまく表わしてくれているような気がします。
パワフルだけど、それは力強いとか拠り所になるという世間的に安定したものじゃなく、危うくて時に凶暴なくらいの相手を求める気持ち・・
不思議ですね、今までもBBMについてはいろいろなかたの文章を読み、考えたはずなのに、自分の中でも刻々変化していくというか。

>貧しくて孤独で、失った夢をいとおしみ、そのかけらを必死で集めようとするが、自分が破片になっていくイニス。
>彼が演じるイニスがもごもごと不明瞭に喋るのは、無口であるというだけではなく、言葉を飲み込むことでどうにか自分の感情さえも飲み込んでしまおうともがいているのだ。

うーん、なんだかジャックがイニスを抱きしめたくなる気持ちがわかるようなイニスですよねえ~

>心に刻みついて離れないある種の心地よさと後悔を併せ持つ、クライマックスのシーンでもし多くの涙を流したならば、「社会の仕組みに屈服してしまったある愛のかたち」にしっかりと反応した証拠である。

私もここのとこ絶対二重線です(きっぱり!)
かいろさんが下線引いて下さった部分、きっと私もマーキングするだろうと思うものばかりでなんだかうれしいです。本当にどうもありがとうございます。はーなんだかまた長くなってしまい、すみません。ではでは~

投稿: ぽち | 2006年8月26日 (土) 02時05分

かいろさん、こんなに沢山の心揺さぶられるレビューを紹介して下さってありがとうございます。
ヘンな時間に一人読みながら、涙が出そうになりました。
あまりにもこの映画に入れ込みすぎているので、過剰にロマンチックに拡大解釈しすぎているのか?とか不安になってしまうこともあったのですが、いえいえやはりそうではないのですね。
確かに賛否両論あったでしょうが、わかる人はちゃーんとこの映画の本質をすみずみまで感じ取っているんですよね。
美しい言葉にされたレビューを読んで、自分の気持ちがあらためて再確認されたように思います。
ヒースとジェイクへの最大限の賛辞もまさにその通り!ですね。二人の演技力がなければ、こんなにも「後を引く」映画にはならなかったでしょう。(ヒースのすばらしさは皆さんおっしゃる通りですが、私的にはジェイクの“子犬のような目”がもう、もう~~!)

それにしても、このようなレビューを読むにつけ、「ただの不倫映画」と切って捨てる人がホントにわかりません。確かに受け取り方は人それぞれですけど、「どこ見てんのよぉ!」ってまさにこんな時に言うセリフか、って思ってしまいます。
さらにそれを「特集号」で載せた『Cut』も、全くもってすっとこどっこいで、びあんこさん同様、読んだ時には怒りで震えましたわ。

「ふつーの主婦」を自認する友人も、「奥さんに感情移入して二人を非難なんてできない。山で(二人で)暮らしたかったんだろうな。いいよ、許すから、周りがなんと言おうと暮らしてよ...。」と涙していました。
ホント、不器用で幸せに生きようとしてどうしてもできなかった人間の、切ない切ないドラマなんですよ。わかってよー。(誰に言ってるのかしらん?)

投稿: spring-n | 2006年8月26日 (土) 05時35分

かいろさん、たくさんのレビューを紹介していただきありがとうございます!お疲れさまでした☆
BBMの本質をつくすばらしいレビューばかりで、涙ぐみながら、そしてニヤニヤしながら読ませていただきました。すごい顔です。
こうやって言葉で表されるとまた違った感動があって、初めてBBMと出会ったときに感じたかきむしられるような胸の痛みがよみがえってきました。
わーん!イニスーーー!ジャックーーー!
かいろさん、本当にありがとうございました☆

そして、頑張れ、冥王星!

投稿: kabio | 2006年8月26日 (土) 12時58分

かいろさん、きゃ~☆すっかり遅くなってしまいましたが、挨拶もそこそこに、まずはおめでとうござました!
気が抜けたビールのようなコメントでごめんなさいね。も、ほんとにほんとに嬉しいです。BBMを愛して、かいろさんの御宅にまでおじゃまさせていただいてた甲斐がありました。

そして、2回にも渡ってこんなに詳しく記事にしていただいて、なんとお礼を申し上げてよいか検討もつきません。
こんな詳細にしかも下線つきで書き込んでくださって、有難いやら申し訳ないやら(涙)腱鞘炎にならないよう気をつけてくださいね。月並みな言い方でかいろさんへのねぎらいには不足の限りではございますが、かいろさん、本当に本当にありがとうございました。
かいろさんに書いていただいたこれらの記事が私の一生の宝物です。

それと、皆様、私にまでお礼の言葉をおっしゃってくださってすっかり恐縮しています。等しく喜んでいただけましたら来訪者冥利(ヘンな言い方ですみません)に尽きるというものです。

それにしても、本当に素晴らしいレビューの数々、目の前にかいろさんがいらしたら「これはこうだよね」「あれはああだよね」「ジャックがイニスが」「ジェイクがヒースが」と一昼夜でも語り明かしたい内容ばかりです。映画館で涙し、帰りの電車で呆然となり、職場で突然こみ上げてトイレに駆け込んでた2ヶ月ちょっと前までの日々が蘇ってきてしまいました。

なお一層の感謝をこめて、かいいろさん、本当にありがとうございました。そして、今回だけでなくいつもいつもありがとうございますと申し上げたいです。

あと、すごいつまらないことですけど、私も携帯持ってないんです。もちろんデジカメも。かいろさんの仲間♪ なんかちょっと(かなり?)図々しく思ってしまってる今日この頃です。

投稿: 沙斗魔 | 2006年8月26日 (土) 16時02分

ぽちさん、spring-nさん、kabioさん、沙斗魔さん、こんにちは!コメントありがとうございます!まとめてお返事させてくださいませ。

・ぽちさん
ここのところ連日いらしていただけて、本当に嬉しいですううう。ありがとうございます!
この前のお返事でご紹介させていただいたあのレヴュー、やっぱりBBMに通じるものがありますよね・・・。もし機会がありましたら、この『ブエノスアイレス』のほうもご覧になってみてください。恋愛の中の幸せな時間がいかに短いものなのかを嫌と言うほど見せつけられてわたしはかなり落ち込んでしまいましたが、それでもすごく好きな映画なのです。

>この表現が今の私にとってのBBMをとてもうまく表わしてくれているような気がします。
パワフルだけど、それは力強いとか拠り所になるという世間的に安定したものじゃなく、危うくて時に凶暴なくらいの相手を求める気持ち・・
不思議ですね、今までもBBMについてはいろいろなかたの文章を読み、考えたはずなのに、自分の中でも刻々変化していくというか。

ぽちさん、わたしも同じように感じています・・・。‘先例がない’という言葉、彼らにとっても観ているわたしたちにとっても本当にそのとおりだったよなあと納得しまくってしまいました。
D.オサナ氏も、パンフレットで‘ジャックは、イニスが初めて心を通わせることができる人間だった。~中略~こんなに激しい関係を、イニスは今までの若い人生において経験したことがなかった’と書かれていましたよね。どれくらいのパワーを持ったものなのか・・・。怖いような羨ましいような、複雑な気持ちです。
そしてわたしの中でもBBMについての感じ方は刻々と変化していっているようです。‘これでおしまい!打ち止め!’なんてことは一生できないのかもしれません。ああ恐ろしくて幸せ~(←なんだかやっぱり変態ちっく☆)。

>うーん、なんだかジャックがイニスを抱きしめたくなる気持ちがわかる

はい、おっしゃるとおりです・・・。そして加えて言うならばわたしはふたりともを抱きしめてあげたい~。「いらん!」って言われそうですが、しょぼん。

>かいろさんが下線引いて下さった部分、きっと私もマーキングするだろうと思うものばかりでなんだかうれしいです。

そのお言葉をうかがってわたしの方こそもうもう嬉しいです~!わーいわーい。と、ここでも興奮状態のまま失礼いたします。ありがとうございました!


・spring-nさん
また来ていただけてうううう嬉しいです!そして、「もう全部おっしゃるとおりです!!!」と言いたくなってしまうほど愛に溢れたコメント、ありがとうございます~。

>あまりにもこの映画に入れ込みすぎているので、過剰にロマンチックに拡大解釈しすぎているのか?とか不安になってしまうこともあったのですが

わたしも、うーんちょっと肩入れしすぎて冷静に見られなくなってんじゃないかい?と自分で思うこともあったのですが、

>わかる人はちゃーんとこの映画の本質をすみずみまで感じ取っているんですよね。
美しい言葉にされたレビューを読んで、自分の気持ちがあらためて再確認されたように思います。

spring-nさんと(そしてたぶん多くのみなさんとも)同じで、これらのレヴューによってまた改めてBBMへの思いを再確認することができました・・・。やっぱりスゴイ映画です。

>私的にはジェイクの“子犬のような目”がもう、もう~~!

はい、もう、もう~~~!です、身悶えです!それなのに‘絶望に暗く変化していく’なんて・・・。んぎゃあ~~~!

>「ふつーの主婦」を自認する友人も、「奥さんに感情移入して二人を非難なんてできない。山で(二人で)暮らしたかったんだろうな。いいよ、許すから、周りがなんと言おうと暮らしてよ...。」と涙していました。

わたしもご一緒に涙させていただきたい~~~。全く同感です!ほんとにそのとおりです!ご友人によろしくお伝えくださいませ!!!うお~っ(←またも興奮・・・)。

>ホント、不器用で幸せに生きようとしてどうしてもできなかった人間の、切ない切ないドラマなんですよ。わかってよー。(誰に言ってるのかしらん?)

あああああ~~~~っっっ。ほんとにわかってくれー。頼む!
それでは興奮しっぱなしのままこの辺で。ありがとうございました!


・kabioさん
ご報告最終回(って2回しかないけど)、読んでいただけて嬉しいです、ありがとうござます~。

>BBMの本質をつくすばらしいレビューばかりで、涙ぐみながら、そしてニヤニヤしながら読ませていただきました。すごい顔です。

わたしもすごい顔同盟です、kabioさん!!!

>こうやって言葉で表されるとまた違った感動があって、初めてBBMと出会ったときに感じたかきむしられるような胸の痛みがよみがえってきました。
わーん!イニスーーー!ジャックーーー!

はい、毎度のことながらおっしゃるとおりです~~~。‘かきむしられるような胸の痛み’、本当にわたしも感じました。辛いけど、少し甘い痛みです・・・。イニスと一緒です・・・(酔いしれるの図)。

>そして、頑張れ、冥王星!

おおっ!ここにも応援団団員が!うほほ、強力な助っ人参上に冥王星も喜んでいることでしょう♪ うふ。
それではこの辺で。ありがとうございました!


・沙斗魔さん
お待ちしておりました!ご満足いただけたようで、とっても安心&嬉しいです!そして改めて、この素晴らしい情報を教えてくださってありがとうございました!!!

>こんな詳細にしかも下線つきで書き込んでくださって、有難いやら申し訳ないやら(涙)

いえいえ、‘うわっ、ここも、ここも、いやんここもステキ!こうなったら下線を引くしかないわ♪’と、勝手にひとりで盛り上がってしまった結果なのですー。皆様にとっても‘ステキ’であったならすごーく喜ばしいことでございます!

>かいろさんに書いていただいたこれらの記事が私の一生の宝物です。

そそそそそんな!動揺と興奮でおかしくなってしまいそうです~(←もうおかしい)。

>皆様、私にまでお礼の言葉をおっしゃってくださってすっかり恐縮しています。

いやいや沙斗魔さん、お礼を申し上げたくなってしまうのは当然ですよ~!恐縮されるなんて、そんな!沙斗魔さん、奥ゆかしい方なのですね。ムフフ。

>それにしても、本当に素晴らしいレビューの数々、目の前にかいろさんがいらしたら「これはこうだよね」「あれはああだよね」「ジャックがイニスが」「ジェイクがヒースが」と一昼夜でも語り明かしたい内容ばかりです。映画館で涙し、帰りの電車で呆然となり、職場で突然こみ上げてトイレに駆け込んでた2ヶ月ちょっと前までの日々が蘇ってきてしまいました。

・・・。ほんとに語り明かせたらいいのに・・・。それも皆さんで。とても残念です。
そして沙斗魔さん、わたしも仕事中に涙ぐんでしまったひとりです。しかもそれが何日も続いて、こんなに心を奪われてしまってわたしはどうなっちゃうんだろう・・・?と心配になってしまったのですが、今は安心しています。こんなに大勢お仲間がいるんですから☆

>今回だけでなくいつもいつもありがとうございますと申し上げたいです。

こちらこそ、です!これからもよろしくお願いいたします!
それではこの辺で。ありがとうございました!
追伸:わーい、アナログ仲間が増えました!やった、やった、うほほい♪

投稿: かいろ | 2006年8月26日 (土) 21時37分

かいろさん、西遊記で長々とコメント差し上げたNOBUです。
この度はBBMの貴重なパンフレットに当選されたという嬉しいニュースと、素晴らしいレビューの数々をご紹介して下さって感激しております!
本当におめでとうございます!!そして、ありがとうございます!

ご紹介下さった海外評を読んで、またBBMに対する想いで胸が苦しくなってしまいました。
BBMがこんなに評価されているという事を改めて知る事が出来たのもとても嬉しいのですが、自分ではなかなかうまく形にする事が出来なかった感想を、物の見事に表現してあるレビューの数々を読む事で、BBMに対する愛情がよりいっそう深まってきたように感じます。

BBMはこれからもきっとたくさんの人に愛されていく、特別な力を持つ映画なのでしょうね。
今はピンとこないという感想を持った人も、いつの日か大切で特別な映画になる日が来るかもしれません。

今回かいろさんがご紹介下さったレビューを読んで、BBMは頭ではなく、心で感じる映画なんだなぁーと改めて感じました。
DVDで再見するのが楽しみでなりません!
貴重な物を読む機会を与えて頂いて、本当にありがとうございました!

投稿: NOBU | 2006年8月27日 (日) 18時45分

こんばんわ。
遅ればせながら(ほんとに遅っ!!すみません。)おめでとうございます。そして幸せのお裾分け本当にありがとうございます。かいろさんと沙斗魔さんのおかげで、かいろさんのブログを訪ねた私たちも幸せをもらいましたよ。うれしいです。
当るべき人に当って本当によかった。神様はいますね。
そして、海外評読みながらうなずいてしまいました。
二人はラヴァーズなのである。~~そうですよ~!!
彼の子犬のようなその瞳は、~~ほんとにそう!!
ジャック~~!(遠吠え)失礼しました。

追伸(くだらないですが)
娘が、セーラープルートはどうなるの?と言ってました。そういえば、どうなるんだろ?
そして冥府の神をあらわすらしい。どうなるの?

投稿: しじみ | 2006年8月27日 (日) 21時37分

NOBUさん、しじみさん、こんにちは!コメントありがとうございます!まとめてお返事させてくださいませ。

・NOBUさん
お久しぶりです!またいらしていただけて本当に嬉しいです~。ちょっと前の「スマスマ」にゴダイゴが出演していて、♪モンキーマージックと歌っておりました!NOBUさんご覧になりましたか???もうますますDVDが欲しくなってしまいましたよ・・・どうしましょう?

>BBMがこんなに評価されているという事を改めて知る事が出来たのもとても嬉しいのですが、自分ではなかなかうまく形にする事が出来なかった感想を、物の見事に表現してあるレビューの数々を読む事で、BBMに対する愛情がよりいっそう深まってきたように感じます。

そうなんです!評論をお仕事にされている方たちなのだから当然なのでしょうけど、本当に‘かゆい所に手が届く’というような感じで、何度も何度も読み返してしまいました。DVD発売まであと少し、というこの時期にパンフレットが届いてきたのも、なんだか偶然じゃないような気がしたりして。
‘愛がよりいっそう深まって’、本当に待ち遠しくてたまりません!皆さん全員で鑑賞会できたらいいのになあと、残念でなりません・・・。BBMファンの集い、誰か開催してくれないかなあ(←けっこう本気)。

>BBMはこれからもきっとたくさんの人に愛されていく、特別な力を持つ映画なのでしょうね。
今はピンとこないという感想を持った人も、いつの日か大切で特別な映画になる日が来るかもしれません。

これまたうなずきまくりです!!!わたし自身、初めて観たときとは比べ物にならないほど好きになってしまった映画がたくさんあります!ファンが減ることはきっとないだろうし、ということはこれから先何年もこの映画を愛する人がどんどん増えていくってことなんですよね。そう考えると本当に嬉しいです。BBMの存在も、出会えたことも。そして何度も書いておりますが、皆さんとお知り合いになれたことも。BBMにはとてもたくさんの物をもらいました。

>BBMは頭ではなく、心で感じる映画なんだなぁーと改めて感じました。

はい、おっしゃるとおりでございます・・・。初めて観た後の、あの言葉には到底できないようないろいろな気持ち、kabioさんもおっしゃられていたように、今回それをまざまざと思い出させられました。
それではこの辺で。ありがとうございました!


・しじみさん
ご無沙汰しております!らくだのジェイクくんはお元気ですか?風邪をひいていませんか?優しい旦那さま、すんごくうらやましいです~~~。いいなあ☆

>そして幸せのお裾分け本当にありがとうございます。かいろさんと沙斗魔さんのおかげで、かいろさんのブログを訪ねた私たちも幸せをもらいましたよ。うれしいです。
当るべき人に当って本当によかった。神様はいますね。

しじみさん、すごく嬉しいお言葉をありがとうございます!ただ文を書き写しただけですが、皆さんのお役に立てたのでしょうか。もしそうならブログをやっていて本当によかったなあとしみじみ思います。

>そして、海外評読みながらうなずいてしまいました。
二人はラヴァーズなのである。~~そうですよ~!!
彼の子犬のようなその瞳は、~~ほんとにそう!!
ジャック~~!(遠吠え)失礼しました。

はい、わたしも超高速で(?)繰り返しうなずいています。そう、ラヴァーズなんです!子犬のような瞳なんです!行き場のなくなった愛の物語なんです!わたしもご一緒に遠吠え、うわ~~~!これは傑作なんだ~~~!!!
それではこの辺で。ありがとうございました!
追伸:セーラープルートというのは、『セーラームーン』のキャラクターなんでしょうか?なんと、こんな所にまで影響が・・・。うーん、一体どうなってしまうんでしょう?そして、冥府の神様・・・。おお~、ギリシャ神話の世界ですね。うう~ん、うう~ん・・・。どうなるんだろう???どなたかお教えください!

投稿: かいろ | 2006年8月27日 (日) 22時50分

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