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2006年7月30日 (日)

となりのトトロ

となりのトトロ DVD となりのトトロ

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2001/09/28
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本格的な夏がやって参りました。夏はトトロの季節です(いや、トトロはいつでもいるんだろうけど)。金曜日に同僚と「今日はトトロがあるね~」と話しながら帰ったのですが、電車の中でも同じ会話をしている人たちがいて思わず聞き耳を立ててしまいました。
何年か前にやっぱり金曜ロードショーで『トトロ』を観ていたとき、お向かいの家からもサツキちゃんやメイちゃんの声が聞こえてきてすごく嬉しくなったし。それにうちの母によると(いつだったかは覚えていないそうですが)、‘あなたの好きな日本の映画はなんですか?’というアンケートで『トトロ』が『七人の侍』を押さえて堂々の一位になっていたそうで、母はかなり本気の様子で「この映画を一位にするなんて日本人もまだまだ捨てたもんじゃないね~」と申しておりました。大げさな気もしないでもないけれど、うんそうかも、とも思ったり。
しかしなんでみんなトトロが好きなのでしょう?うーむ・・・それは、それは、好きだから!

毎度毎度同じことばっかり書いていて芸がないけれど、この映画も登場人物(妖怪?含む)みーんな魅力的。なにげない会話にも愛が溢れています。

メイ 「おかあさん、メイのおふとんでいっしょにねたいって」
サツキ 「あれ?メイは大きくなったからひとりで寝るんじゃなかったの?」
メイ 「おかあさんはいいの」

メイ 「おとうさん、メイおねえさんみたい?」
おとうさん 「うん。おべんとさげてどちらへ?」
メイ 「ちょっとそこまで」

うーん、これだけじゃないなあ。まだまだ他にもあるはず~。

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ちなみにサツキちゃんたちのお父さんは我が家の女性陣共通の‘理想の男性’です。わたしもトトロに会いたい、会える?と聞くサツキちゃんに「そうだね、運が良ければね」と返し、まいた木の実の芽がまだ出ない、いつ出るの?という問いには「トトロなら知っているんだろうけどね」と答えるお父さん。こんな人滅多にいないよねぇぇぇぇ、すてきぃぃぃぃ、と観るたびに同じところで盛り上がるのも仕方ないほどいい男(?ちょっと違う?)ですよねえ。

そしてまたもや懲りずに同じことを書きますが、会話じゃないところにももりもりっと愛を感じてしまうのでした。
髪をといてくれるお母さんの「あなたは母さん似だから」という言葉に安心して目を閉じるサツキちゃん。お姉ちゃんのスカートに泣きながらしがみつくメイちゃん。傘を無理矢理ふたりに貸して、走って帰る(走るだけでは物足りなくて飛び跳ねちゃう)カンちゃん。どうしたらいいかわからないの!と言って泣きじゃくるサツキちゃんの体をそっと掴むトトロ。‘とうもころし’に書かれたメッセージ。そして果てはトトロの吹くオカリナ?の音色にも、ネコバスの行き先、七国山病院の「院」という文字が逆になっているのを見ても‘ああ~、愛だわ~’と思ってしまうわたしはかなりおかしいのかもしれません、うしゃしゃしゃしゃ(←やけくそ)。
それにしても最初はおたがいベーッなんてしていたふたりが、最後には「サーツキー!」「カンちゃーん!」などと呼び合っているのを見るとなんとも嬉しいようなうらやましいような。カンちゃん、やりますねえ。このふたりは『千と千尋の~』の千尋とハクの原型なのかな?とちょっと思ったのでした。なんか似ているような気がするのです。カンちゃんは‘美少年’の設定ではないけど、けっこう頼りになるし。さて、どうでしょう?

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何度も観たけど、これからもやっぱり何度も観たくなるに違いない『となりのトトロ』。金曜ロードショーで‘珠玉の名作’と紹介されていてそう、そうなのよ~とすごく嬉しかったのでした。
そして、メイちゃんがそう言うのなら、とうもころし・おじゃまたくし・がじゃいも・ブッコロリ・バドミトン・チパンジジー(うう、ちょっと苦しくなってきた・・・)でわたしはいっこうに構いません。駄目ですかねえ。

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コメント

かいろさん、こんにちは。
かいろさんの「夏の映画」、そしてあちこちのブログさんで話題になっている『トトロ』。私も30回は余裕で観ていると思います(笑)
さつきとメイのお父さん、いいですよね。あの方、作家の高橋源一郎さんにソックリだと思うのですが・・・。
どうせ素人(失礼)が演じるなら、イトイさんじゃなくて高橋源一郎さんの声だったらな・・と、こんなことを考えるのは日本中で私だけですよね、多分。
まさしくこれは『不朽の名作』ですね。ああ、私もジブリのエントリをアップしたいです。
夏の映画といえば、考えたのですが『ウォーター・ボーイズ』かな。夏と言えば青春、男のシンクロだ!この映画も大好きなんです。
暑いけど、7月が終ってしまうのはちょっと寂しいです。
ではでは、またお邪魔しますね。

投稿: 真紅 | 2006年7月31日 (月) 01時15分

真紅さん、こんにちは!コメントありがとうございます!

『トトロ』、わたしも何回観ているのかわからないほど観ています。だからこの場面ではこんな音楽が流れる、この時の効果音はこんな感じ、と、かなりオタク化してしまっています(真紅さんもそうだったらいいなあ~)。ちなみにメイちゃんがトトロのおなかの上で跳ねるときの効果音がすんごく好きです。

高橋源一郎さん、ほんとに似ていますね!でも糸井さんの声もかなり好きなわたしです。どこかでけなされているのを見かけたこともありますが・・・。高橋さんの声はどんな感じなのでしょう?

真紅さんの『トトロ』や他のジブリ作品の記事、ぜひとも拝見したいです~。お願いします~。『おもひでぽろぽろ』とか実は密かに好きなのですが、真紅さんはどうでしょうか???
そして『ウォーターボーイズ』、いいですよねえ(当時はよく知らなかったけど、なんという豪華メンバーだったんだろう!とびっくりです)。夏はやっぱり男の子の季節なのでしょうか。でも『トトロ』はサツキちゃんとメイちゃん姉妹でなければ!

7月、あっという間に終わってしまいますね。わたしも淋しいです。この分では夏もすぐ終わってしまいそう・・・。そしてすぐ今年も終わってしまいそう・・・。ぎゃあ~、恐ろしい~。
とわめきながら今日はこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年7月31日 (月) 09時14分

こんにちは。
かいろさんがお書きになったセリフを、映画の中の声と言い回しで完璧に頭の中で再生してしまいました^^;
小さい子のいる家庭では必ずかわされるであろう日常的な温かいセリフ。
トトロをTVで観て、わたしも記事にしました。書いていて楽しかった!
かいろさんが楽しそうに書いている雰囲気も、伝わってきますよ(*≧v≦) 
エンディングでサツキとメイが帰ってきたお母さんをうれしそうに迎えるイラストを見ると、おもわず涙してしまいます。よかったね~と思いながら。
TB送らせていただきます。よろしくお願いいたします♪

投稿: miyuco | 2006年7月31日 (月) 15時05分

我が家の娘たちも、どこでどんなせりふを誰が言うのか・・全部覚えていて・・・(苦笑

私はひたすらステレオ放送のように彼女たち(メイも五月もうちの娘たちも)の言葉を聴いています

投稿: D | 2006年7月31日 (月) 16時10分

miyucoさん、Dさん、コメントありがとうございました!まとめてお返事させていただきます~。

・miyucoさん
TB送っていただいてとっても嬉しかったです!!!ありがとうございます。
わたしもあのせりふたち完璧に再現できます、ムフフ。他にも好きなせりふいっぱいです。ひとり『トトロ』ができそうなくらい!miyucoさんも実はそうだったりしてくれると嬉しいですー。

>エンディングでサツキとメイが帰ってきたお母さんをうれしそうに迎えるイラストを見ると、おもわず涙してしまいます。よかったね~と思いながら。

ほんとです!駆け出すサツキちゃん・メイちゃんと腕を広げて二人を受け止めるお母さん。トトロ雪だるまとか、足の数が実物の何倍も多いネコバスとか、うお~、観たばっかりなのにまたもや観たくなってきました~。しかしテープを探さねば・・・。
それではこの辺で。ありがとうございました!

・Dさん
やっぱりどこのお宅でも同じような現象が・・・。おそるべしトトロ。しかしトトロがひとこともしゃべらないっていうのがまた良いですよねえ。あの小さいけどおっきな瞳とときどきポッと染まる頬を見るだけでどんなことを考えているのかばっちりわかっちゃう。おそるべし駿。ばんざい駿。
Dさんのお宅でもこの先何年も『トトロ』は再現されるのでしょうね。うほほ~い♪
それではこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年7月31日 (月) 17時43分

こんばんは、かいろさん。私もトトロは大好きですよー!愛知万博で「サツキとメイの家」を、見たかったのですが、、行けず、、(悲)。あの昭和初期の洋館は、懐かしく、温かい外観が大好きです!屋根の形とか、お風呂とか良く再現できてますよね、、。
トトロいえば、数年前の子供の幼稚園バザーで、保護者の手作り品とかを売るのですが、役員をしていたので、その品物に値段を付けるんです。で、15cmぐらいのトトロの手作りぬいぐるみがあり、、、確かにお腹の模様はトトロなのですが、顔の眼が大きく中央に寄っているので、、どう見ても顔だけ”ふくろう”なんです!(笑)で、役員みんな困りました
「トトロだと、500円は付けないと、、」「でも、顔は”ふくろう”だよ?」と、、で、500円にして、最後は80円にしても、売れ残って、、手にとる人もみんな首をかしげていた
のを思いだしました。トトロだったのか、ふくろうだったのか??未だにナゾです。
(BBMのサントラは、そんな仕掛けなんですか、、、もう、聞く前から”切ないモード全開”なんですね(涙))

投稿: sumisu | 2006年7月31日 (月) 23時09分

こんばんは。TBとコメントありがとうございました。
ジブリ作品の中で、トトロの次に好きなのが『おもひでぽろぽろ』という、悠雅でございます。
密かに嬉しいです。
エンドクレジットの「愛は花、君はその種子」というタイトルがついてるあの曲、“The Rose”が大好きなんですよ。
直訳の歌詞だけれど、どっちの曲を聴いても泣けてしまうくらい。
それが、あの作品の雰囲気にあってて(都はるみが歌っててビックリだけど)
お話も好きなところが多いんだけど、話し始めると長くなります^^;

で、トトロですが・・・
たぶん、成人したわが子たちも、わたしも、
どこでどんな曲が流れ、誰がどのタイミングでどう言うか、
きっと全部覚えてます。
小さな子供の、本当に何気ない仕草や表情を、とってもよく観察して表現されてますよね。
どっちも、話し始めるとなかなか終われないですね。

投稿: 悠雅 | 2006年7月31日 (月) 23時31分

こんにちは。毎日暑いですな。お元気ですか?

『トトロ』に反応して思わず書き込んでしまいます。
私、実を言うと宮崎アニメはあまり見たことないのだけど、『トトロ』だけは別。私も何度見たかしら・・・って感じです。
かいろさんのお母さまの「日本人もまだまだ捨てたもんじゃないね~」もすごくよく分かる!ほんとその通りですよね。

私の場合、邪道かもしれませんが、ものすごーく疲れちゃった時によく見ます。『トトロ』を見ると、気持ちがあったかくなって+じゃかじゃか泣いちゃうので、見終わった後にほっこり&すっきり・・・という。やっぱり邪道?

うしゃしゃしゃしゃ!懐かしい(笑)!ではまた☆

投稿: ひらま | 2006年8月 1日 (火) 11時16分

sumisuさん、悠雅さん、ひらまさん、コメントありがとうございました!まとめてお返事させてくださいませ。

・sumisuさん
わたしも「サツキとメイの家」すっごくすっごく見たかったのですが、結局万博には行かずじまいでした・・・。和風のおうちに後から洋風のサンルーム?を増築したような感じがとても好きです。ほんとに芸が細かいですよねえ。丸い障子窓?も好きだなあ~。内装とかもそのままだったのでしょうか?あーやっぱり行けばよかった~、と今頃後悔しても仕方がないのですが、グスン。

トトロのような、トトロでないようなぬいぐるみ、是非見てみたかったです~。実はトトロ科トトロ目(?こんな言い方しましたっけ?)の生物とか、これからトトロに進化していく発展途上のふくろうとか、そんなものだったりして(???意味不明ですね)。やっぱり最後まで売れ残ってしまったのですか?ちょっぴり可哀想ですね・・・。

それではこの辺で。ありがとうございました!
(サントラ、そうなんですよ~。わたしと同じような反応をなさった方が全国に千人くらいは?いらっしゃるのではないかと~。なかなかニクイことをするわね、と思ってしまいました。)

・悠雅さん
TBありがとうございました!
そうなんです、『おもひでぽろぽろ』好きなんです。これまた我が家の女性に密かに大人気で、うちの母が鑑賞後にあの歌を鼻歌で口ずさんでいたのをわたしは知っています、フフフフフ(ちなみに『トトロ』の歌たちも口ずさむ案外可愛らしい?母なのでござります)。悠雅さんの“The Rose”のお話を伺って、『おもひで~』も猛烈に観たくなってきてしまいました・・・。

『トトロ』も『おもひで~』も、うんうん、そうだよね、と思わされるようなエピソードがたくさんで、とても丁寧に作られているような気がしてすごく好きなのです。

>小さな子供の、本当に何気ない仕草や表情を、とってもよく観察して表現されてますよね。

はい、仰るとおりです!おじゃまたくしから穴あきバケツからどんぐりから小トトロへと次々に興味の対象が移っていくところとか、ほんとにすごいな~と毎回感心してしまいます。泣き出す前の一瞬の沈黙とか、駿はわたしの子供の頃をどっかで見とったの?と思うくらい(そして皆さん同じことを感じていらっしゃるのだろうなあ、と。やっぱりスゴイ人です、駿は)。

うう~、やっぱり話し始めると止まりません・・・。長ーくなってしまいそうなので(もっといろいろ書きたいのはやまやまなのですが)、これにて失礼いたします。ありがとうございました!

・ひらまさん
こんにちは~。最近メールもしておりませんが、お元気でしたか?
ひらまさんも『トトロ』好きなのですね、イヒヒヒヒ。
でもちっとも邪道ではないと思うよ?涙を流すとストレス発散になると、ついこの前にテレビで言ってました。それに古い涙は定期的に流して新しく?していた方がいいんだって。しかも泣くなら悲しい涙じゃなくて『トトロ』気分の気持ちいい涙の方が絶対と思います~。

>見終わった後にほっこり&すっきり・・・

まさにその通りですよね!何度観てもいっつもこんな良い気持ちにさせてくれるなんて、本当に貴重。そしてみーんながこの映画を大好きだってことも、とても嬉しいです。うふふ。

それではこの辺で。またいらしてくださいね~。ありがとうございました、うしゃしゃしゃしゃ(←サービスでーす)

投稿: かいろ | 2006年8月 1日 (火) 20時48分

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「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」 『となりのトトロ』1988年4月公開。高3の長男が生まれた年。もう18年もたってしまっているわけです。 子供がいるお母さんにとっては、「いままで何回観たかわかんない、もうお腹イッパイ」というのが実感というところでしょうね^^;よくわかります。私もちゃんと観たのは久しぶり。 あるこう あるこう わたしはげんき あるくのだいすき どんどんいこう「さんぽ」という曲の作詞は中川季枝子さんなんですね。「いやいやえん」「ぐりとぐら」の作者さん。エンデ... [続きを読む]

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受信: 2006年7月31日 (月) 23時16分

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