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2006年7月20日 (木)

ブロークバック マウンテン:人生の最も素晴らしい日々

Brokeback_0716_1_4前からよく空や雲を見ていたのですが、パンフレットの松浦美奈氏のエッセイに‘この作品を翻訳しているときはいつも空を見ていた’と書いてあったのを読んで以来、どうも空を眺めるたびにBBMを思い出してしまいます。そしてちょうど今頃の時期、ふたりはブロークバック山にいたんですね。
彼らが山で生活していたとき、空模様はけっこう激しく変化していました。雨が降ったりすごくきれいな夕焼けが見えたり雹が降ったり雪が積もったり。たぶん彼らが一緒にいたのは長くても2ヶ月間ぐらいだったと思うのですが、そんな短期間でこれほどの天気パターン?を体験できるとは。日本の平地に住んでるわたしにはわかりませんが、山の上というのはそんなに天候の移り変わりがすごいものなのでしょうか。
しかしどんな悪天候の連続でも、イニスとジャックにとっては毎日が楽しくて楽しくてしかたがなかったんだろうなあと、黒い雲がもくもくしている空を見上げてふと思ったのでした。

ご飯食べに行ったら会える!その気になったら一日中でも一緒にいられる!羊がめちゃくちゃに入り乱れたって(めんどくさいけど)あんまり大したことじゃない、ハーモニカ吹いてさあ一緒にゆっくり帰ろうよ。

‘もし山を降りたときにふたりが別れてしまわなかったら’というのはもちろんなのですが、わたしは‘最初の契約どおりあと一ヶ月ふたりが一緒にいられたら’とも思ってしまいます。あと一ヶ月あったら、イニスにもジャックがどれだけ大切な存在なのかがわかったかもしれないなあ。それは無理だったとしても、ふたりの結びつきはもっと強くなっていて、その後4年間も離れ離れになることはなかったかもしれません。はあ。

Brokeback_0425_1 それにしても、‘人生の最も素晴らしい日々’(だと決め付けてしまいます)がこんなに早く訪れてしまって(もっと遅い方がいいというわけではないけど)、自分はそのことに気付いていなかったんだと後からじわじわ思い知らされるなんて、辛い。それだけでなく、その素晴らしい日々を再現しようと何年もがんばり続けた結果、やっぱりそれは無理な話だったのだとふたりは悟らざるを得なかったわけで、二重の意味で辛いです。
映画の中で、「豆に飽きた」と言うイニスに食料運搬担当のおじさんは「夏は長いんだぜ」と返していました。本当は‘豆に飽きるには夏はまだ長い’なんですが、このせりふを聞くといつも思います。長くなかったよ、ふたりは気持ちの準備もできないうちにあっという間に別れなきゃならなかったじゃないのさ。もうちょっと一緒にいさせてあげて欲しかったよ・・・。

わたしの中で彼らの物語はフィクションなのにフィクションではなくなってしまっているので、みんなが苦しむことになるほうへなるほうへと物事を進めていく神様って(本当は神様ではなく原作者や脚色の方や監督なのですが)残酷だよなあと思ってしまいます。
ジャックに出会う前にイニスが婚約してしまっていたこと。急に山を降りなければならなくなった結果ふたりが殴り合いの喧嘩をするはめになったこと。そのせいで気まずい雰囲気で別れなければならなくて、(決してそれだけが原因ではないけれど)その後4年間も会えなかったこと。ジャックの結婚があまり幸福なものではなかったこと。4年ぶりにやっと再会できたせいでふたりの気持ちが爆発して、本当に離れられないようになってしまったこと。イニスではなくジャックの方に経済的な余裕をもたせて、ふたりが会い続けることができるようにしてしまったこと。それなのにふたりの関係になにも変化を与えてくれなかったこと。離婚してもしなくても、結局どちらの妻も苦しみ続けなければならなかったこと。そして何より、ジャックを失ってから初めてイニスに自分の気持ちを認めさせたこと。

でも、この残酷だあーと思わされてしまう数々の設定?がなかったら、わたしはこの物語に魅かれなかっただろうなということもわかります。あの山での殴り合いがなかったらイニスは血がついたシャツを脱ぎ捨てることもなく、ジャックがこっそりそのシャツを自分の物にすることもできなかったのだし、そうなるとあのラストシーンは生まれないわけで・・・(しかし改めてこの物語の緻密さというか繊細さというか、には本当に恐れ入ってしまいます。どれだけ作りこんであるんでしょう?)。うう~、じゃあわたしはどうして欲しいのかなあ。

・・・いえいえ、考えるまでもなく、やっぱりBBMはこの終わり方でないといけなかったのですよね。『モーリス』は(ぱっと思いついたのがこれだったのですが)、あの終わり方でなければ、どっちかが死んじゃうとかでは絶対に嫌だったんだけど。何が違うのかなあ、自分でも不思議です。むむ、思い出したらまた『モーリス』も観たくなっちゃった。そしてもちろん早くBBMを再見したーい。
というところで今日はこの辺で。

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ブロークバック マウンテン」カテゴリの記事

コメント

かいろさん、こんにちは。
この記事…、私の言いたいことそのままです。(涙)

輝いていた時間は、絶対に過ぎてからしか気づけないんですよね、何故か。

松田聖子の「制服」を思い出します。

♪失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

>残酷だあーと思わされてしまう数々の設定?がなかったら、わたしはこの物語に魅かれなかっただろうな

これも同感です。
「モーリス」では「出会えたのが奇蹟だ」と。BBMでもイニスとジャックが出会えたのは奇蹟、離れちゃいけなかったんですけどねー。

>ジャックの方に経済的な余裕をもたせて、ふたりが会い続けることができるようにしてしまったこと

憎いほどの設定ですよね。どっちも貧乏暇なしだったら会えないで終わってしまったかも。

ところで、いつぞやお答えしそびれてましたが。脚本の2人がヒースがイニスにぴったり、と考えていた件。ダイアナはだいぶ前から。ラリーは「チョコレート」を見たときだそうです。脚本の148Pの下から8行目あたりをご覧ください。

投稿: びあんこ | 2006年7月20日 (木) 18時15分

びあんこさん、こんにちは!コメントありがとうございます!

‘この終わり方でなければ’なんて書きはしたのですが、相変わらずやっぱりジャックに生きていて欲しかったなあと切実に思ってしまうのも事実で・・・。この矛盾した気持ちはきっとず~っとこのままなんだろうなあと。ふう、厄介です。

>「モーリス」では「出会えたのが奇蹟だ」と。BBMでもイニスとジャックが出会えたのは奇蹟、離れちゃいけなかったんですけどねー。

モーリス、そう言ってましたね。その言葉はアレクになんとか届いて、あのラストはほんとによかったなあと思いました。なのにイニスは・・・。ぐるぐるぐるぐる・・・。

以前しじみさんのところに書き込ませていただいたのですが、お金があったのがイニスの方だったとしたら、ふたりの関係は何年も何年も続くことはなかったんじゃないかなあと思うんです(イニスはジャックのように熱心に会いに行くことはなかっただろう、と)。ジャック、頑張ってましたもんね、すごく。

ヒースの件、教えてくださってありがとうございます!さっそく読んでみます~。『チョコレート』での彼、わたしもすごく好きでした。
それではこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年7月20日 (木) 22時25分

かいろさん、

>ご飯食べに行ったら会える!・・・ハーモニカ吹いてさあ一緒にゆっくり帰ろうよ。

か、かわいい~まさにこんな感じの2人でしたよね。今回の2人の写真、大好きです。

>わたしの中で彼らの物語は

のくだり、ありがとうございます。かいろさんが目の前にいたら、手を取り合いたいくらい(ぶ、不気味;)でございます~

何度も考えたんです、もしジャックが死ななかったら?

でもいつも答えはかいろさんと同じ、これしかなかったって。
想いあう者同士の片方が死ぬことで物語を終わらせるというのは、時々安易に感じることもあります。でもBBMに関しては、全然そう思いませんでした。物語が必然過ぎて。
ジャックを失うことでしか、イニスが解放されることはなかったから。

以前かいろさんがお話してくださった、吉田秋生の『BANANA FISH』で、あの中のかたわれが 「自らの死によってもう一方のかたわれを永遠に手に入れた」 というくだりがありました。覚えていらっしゃるでしょうか。 まさにジャックは死ぬことでイニスを手に入れましたよね。

投稿: ぽち | 2006年7月20日 (木) 22時59分

ぽちさん、こんにちは!コメントありがとうございます!

>想いあう者同士の片方が死ぬことで物語を終わらせるというのは、時々安易に感じることもあります。でもBBMに関しては、全然そう思いませんでした。物語が必然過ぎて。
ジャックを失うことでしか、イニスが解放されることはなかったから。

本当にそうなんですよね。ジャックはイニスを解放するために生まれてきたのかなあ~なんて乙女ちっくなことを本気で考えているわたしです(ドン引きですか???いや~ん)。
登場人物を(観客を泣かせるためなのか)あっさり殺してしまうような映画もけっこうありますが、そして誰かが死んだら悲しいのは当たり前なのですが、BBMに関してはなんだかそういう次元の話ではないような気がしてしまいます。贔屓目でしょうか?‘必然’、その言葉本当にぴったりです・・・。

>吉田秋生の『BANANA FISH』で、あの中のかたわれが 「自らの死によってもう一方のかたわれを永遠に手に入れた」 というくだりがありました。覚えていらっしゃるでしょうか。 まさにジャックは死ぬことでイニスを手に入れましたよね。

これ、シンのせりふですよね・・・。覚えています。そして泣きそうです・・・。『BANANA FISH』猛烈に読みたい~!!!姉に言って持って帰ってこさせようかしら。せめて最終巻だけでも自分で買おうかなあ。
プルー氏、やっぱり残酷。でも最後にはイニスに気付かせてあげたのだから、やっぱり優しいのかなあ。ぐるぐるぐるぐる・・・。
それではこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年7月20日 (木) 23時57分

かいろさん、こんにちは。素晴らしいエントリをありがとうございます。
>それにしても、‘人生の最も素晴らしい日々’(だと決め付けてしまいます)がこんなに早く訪れてしまって(もっと遅い方がいいというわけではないけど)、自分はそのことに気付いていなかったんだと後からじわじわ思い知らされるなんて、辛い。

ここの部分に物凄く反応します。『めぐりあう時間たち』で、クラリッサ(メリル・ストリープ)も述懐します。
「まだまだ幸せの序の口だと思っていた。でも、あれが幸せだったのだ。今ならわかる。あれこそまさに至福のときだった。あのとき以外に幸せはなかったと」
びあんこさんも書かれていますが、そのときにはわからないんですよね。時がたって、少しずつわかってくる、あれが「人生の最も素晴らしい日々」だったんだ、って。
でも、これが人生なんですよね。何度も書いていますが、その時は気付かなくて失ったもの、若さやたった一つの愛、それを苦く懐かしく思い続けるのが人生なんですよね。
だから、私たちがこんなにもこの物語に惹きつけられてしまうんだと私は思います。
『めぐりあう時間たち』とBBM、共通するところがある作品だと思いますがいかがでしょう。
ではでは、また来ますね。

投稿: 真紅 | 2006年7月21日 (金) 00時44分

真紅さん、こんにちは!コメントありがとうございます!お返事遅くなってしまいました、申し訳ありません~。

『めぐりあう時間たち』、公開時に観たときは深いところまで理解できていないなあと自分でもどかしかったおぼえがあります(未熟です)。でもBBMを観てアンテナの感度がよくなっている(?)今なら大丈夫そうです。準備が整ったという感じでしょうか。だって、

>「まだまだ幸せの序の口だと思っていた。でも、あれが幸せだったのだ。今ならわかる。あれこそまさに至福のときだった。あのとき以外に幸せはなかったと」

これは、まどろみの抱擁のことですよね・・・。今観直さないでどうする!と言われている気がします。というわけで、もし記事を書けたら真紅さんに読んでいただきたいです。よろしくお願いします。
それではこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年7月21日 (金) 20時28分

かいろさん、こちらにも失礼いたします。

しかし、どうしてかいろさんはいつもいつも私が思ってるようなことそのまま書いてくださるんですか?ひょっとして私が考えたこと、何かの回線伝わってかいろさんの頭の中通じてます?

>‘最初の契約どおりあと一ヶ月ふたりが一緒にいられたら’

私もいつもそう思ってるんです。私、ジャックがテントたたんでるのを見たときは、イニスにも負けないくらいビックリしちゃいましたよ。何で?何で?ふたりでいられるの、もう終わり?え~これからなのにー!って気持ちでした。その前に

>食料運搬担当のおじさんは「夏は長いんだぜ」と返して

だから余計驚いてしまいました。原作では中途解雇なんてどこにも出てなかったのに、全く、なんてことなんでしょう。
夏の終りまで一緒にいられたら、2人共もっと自分達の気持ちを整理できて、「これからどうする」の具体案がこのとき提出,検討できてたかもしれないのに~。

>わたしの中で彼らの物語はフィクションなのにフィクションではなくなってしまっているので

私ももう、あの2人はジェイクとヒースじゃなくてジャックとイニスという別な人物達という認識でいます。1963年の夏、アメリカワイオミングのブロークバック山でアルバイトしてた当時20歳の男の子達だと。

>みんなが苦しむことになるほうへなるほうへと物事を進めていく神様

「残酷な神が支配する」というマンガのタイトルだけ思い出してしまいました。
各々の心には愛があって、皆それを得ようあるいは与えようとできるだけのことをしてるのに誰もがその愛を享受できないという状況を考えると、BBMの世界も残酷な神が支配していたのではないかと思えます。慈愛の神がいたなら、せめてジャックの最後を違ったものにしてくださったはず、と思えてしまうので。

>ジャックに出会う前にイニスが婚約してしまっていたこと。

から

>どれだけ作りこんであるんでしょう。

までは、目から鱗、でした。本当に因果応報の縮図のような構成で展開されてたんですね、BBMって。まるで単色のピースを組み合わせることで極彩色の錦絵ができあがるジクソーパズルのようではありませんか。でも、かいろさんにこんなふうに具体的に書いていただかなかったら、私などひとつひとつのエピソードに「たら,れば」と仮定の積み重ねだけで終っていたはずです。ありがとうございました。

>何が違ったのかなあ、

物語の後半でようやく出会えたモーリスとアレク。出会いから物語が始まったジャックとイニス。山岸涼子の「アラベスク」では、ヒロインの相手となる男性は、ヒロインを人生唯一無二の相手と認識しながらも「人生において完璧なパートナーとの早すぎる出会いはお互いを不幸にする」と考え、あえて彼女をつきはなします。ジャックとイニスは互いの人生の初め、余りにも早い段階で出会ってしまった完璧なパートナー同士だったのではないでしょうか。

なんだかいつもくどいコメントで申し訳ないです。おまけに書中見舞いにもコメントしてしまいました。よろしくお願いいたします。余計暑くならないでくださいね。

投稿: 沙斗魔 | 2006年7月23日 (日) 08時16分

沙斗魔さん、こちらにもコメントありがとうございます!お返事がめちゃくちゃ遅くなってしまい申し訳ありません~。
沙斗魔さんとわたしツーカー(古すぎるー)ですか?えへへ、嬉しいです♪

>私、ジャックがテントたたんでるのを見たときは、イニスにも負けないくらいビックリしちゃいましたよ。何で?何で?ふたりでいられるの、もう終わり?え~これからなのにー!って気持ちでした。

わたしもでしたよ~。もうがっくりきてしまいました。‘もう終わり?え~これからなのにー!’って、イニスはほんとにこう思っていたんでしょうね・・・。あの時の表情とかしぐさとか、そんな感じでしたもんね・・・。

>夏の終りまで一緒にいられたら、2人共もっと自分達の気持ちを整理できて、「これからどうする」の具体案がこのとき提出,検討できてたかもしれないのに~。

本当にそうです!(怒) アギーレの馬鹿~。あんたのせいでふたりもわたしたちもがっくりだわよ!そして、あと一ヶ月あったら、イニス結婚しなかったかも・・・などとわたしは考えてしまうのですが、それは都合よすぎでしょうか???いや、ないこともないと思うのですけども。どうでしょう?

>1963年の夏、アメリカワイオミングのブロークバック山でアルバイトしてた当時20歳の男の子達だと。

わたしにとってもそうなんです!そして、

>各々の心には愛があって、皆それを得ようあるいは与えようとできるだけのことをしてるのに誰もがその愛を享受できないという状況

この沙斗魔さんの表現、素晴らしいです・・・。正にこんな感じですよね。改めて悲しみが沸いてきてしまいました・・・。神様頼むよ~、なんとかしてよ~と言いたいです。言っても神様は(プルー氏は)変えてくれないのはわかってるんですけど、言わずにいられません~。
『残酷な神が~』、わたしもタイトルだけは存じてます。タイトルだけでもう読むのが辛そうなので(内容は全然知らないのですが)、ちょっと手が出ないのです。

>ジャックとイニスは互いの人生の初め、余りにも早い段階で出会ってしまった完璧なパートナー同士だったのではないでしょうか。

うお~っ、またまた正にそのとおりでございます~。‘人生の最も素晴らしい日々に気付けなかった’だけではなく、お互いが‘余りにも早い段階で出会ってしまった完璧なパートナー’だったということも当時のふたりはわからなかったのですよね・・・。ぎにゃ~~~っ(お得意の奇声)。
ところで「アラベスク」のふたりはどうなるのですか???

それではこの辺で失礼いたします。ありがとうございました!(コメント、すっごくすっごく嬉しいのです~。これからもよろしければ書き込みお願いいたしたい所存でございます~。)

投稿: かいろ | 2006年7月23日 (日) 23時59分

ごぶさたしてます、かいろさん。この”人生の最も素晴らしい
日々”、、、BBMの事を考えると複雑ですよね、、。
また、かいろさんセレクトのこの2人のシーン、、凄く幸福そうで、切なさ倍増です!
人それぞれ、そんな日々があるんでしょうね、、しかし、私自身は若い頃は早く年を取りたかったです。20歳半ばで女性だと、現場で本当に相手にされないとゆうか、、、現場チェックで図面の束を抱えてるのに、警備のおじさんに”ここはおねえちゃんとか入ったら工事現場やから危ない!帰りな!”とゆわれた時は、困惑しました。早く40歳か50歳くらいになっつて、ビシバシ指示出来るように、、とか憧れています。
私の好きな作家さんで、「50歳をすぎた人の情熱しか信じない」とゆうコメントがあり、私もなるほど、、と思いました。
また、なにかの記事で「私の宝物は、記憶です。私のかけがえなない人生の記憶、経験、、、年をとるにつれてその宝物が増えていくんです。素晴らしいことですよね。」とこれも納得でした。
今、日本では若い=素敵みたいな風潮がありますが、人の積み重ねて来た経験は、若輩者の私では、到底かなわないな、、、と思う事が多々あります。
あれ、映画から、またずれましたか、、(焦)。

投稿: sumisu | 2006年7月28日 (金) 11時46分

すいません、訂正です。20歳半は、現在ではありません。
数年前の設計事務所に勤めていた頃です。もう、30代ですから、、、(焦)。

投稿: sumisu | 2006年7月28日 (金) 11時49分

sumisuさん、こんにちは!お久しぶりです、コメントありがとうございます!
このふたりの写真はサントラCDにも使われていました。CDを取り出すとその下からこの笑顔のふたりが現れるようになっていて、最初に見たときは危うく泣きそうになってしまったのでした・・・。

sumisuさん、設計のお仕事をなさっているのですか!かっこいい・・・。わたしは根っからの文系人間なので、理系の方にすごーーーく憧れてしまいます。しかしお仕事には直接関係ないところで色々なご苦労があるのですね。

>早く40歳か50歳くらいになって、ビシバシ指示出来るように、、とか憧れています。

はい!ビシバシおじさんたちに指示を出していただきたいです!想像しただけで楽しい~。sumisuさん、その日までお気張りくださいませ。

さて。ちょっと(というかかなり)話題がそれますが、最近お年を召したご夫婦がよく一緒に映画を観に来られています。スタッフのみんなで、あんな風に歳をとれたらいいよねえと話したりして。

>「私の宝物は、記憶です。私のかけがえなない人生の記憶、経験、、、年をとるにつれてその宝物が増えていくんです。素晴らしいことですよね。」

若くても素敵な人生には程遠いということもあるだろうし、歳をとっていても毎日が楽しくてやりたいことがいっぱい!という人もいらっしゃるだろうし。‘宝物’と呼べるような記憶をたくさん持つためにも、もうちょっとしっかりしていかないといけないなあと思います。なんだか何を書いているか分からなくなってきてしまいましたが(・・・)、sumisuさん、素敵なことを教えてくださってありがとうございます。

ちなみにBBMに関して言えば、イニスにとってあの日々は辛い思い出であると同時にまぎれもない‘宝物’でもあるのだろうなあと思います。ありゃりゃ、結局ここに返ってきてしまうようです。まだ病はつづくのでしょうか~?

それではこの辺で失礼させていただきます。ありがとうございました!


投稿: かいろ | 2006年7月28日 (金) 20時54分

かいろさん、おはようございます。

いつもコメントしっぱなしで間あいてしまってごめんなさい。
こちらで‘「アラベスク」のふたりはどうなるのですか?’とレスいただいたのもそのままになってしまって申し訳ないです。少女漫画の例に漏れず紆余曲折のうえハッピーエンドの万々歳でございました。
最後、ヒロインの相手ミロノフ先生はヒロインを庇って自らが銃弾に倒れてしまいます。一時は生命の危機を危ぶまれたミロノフ先生。しかし、お互い相手を失うかもしれないと思ったとき、2人は夫々が自分にとってかけがえのない存在だと気づき、決して離れまいと決心するんです。

こんなこと書いてたら、イニスも「ジャックが重傷で危ない」くらいの知らせを受け取っていたらどうなったかと考えてしまいました。イニスは、初めて14時間かけて自分からジャックに会いに行ったでしょうか。ようやくジャックのこと生涯唯一無二の相手と気づき一緒に生きていこうと決心したでしょうか。そしてジャックは奇跡的回復を遂げ、人生なんていつどこでどうなるかわからない、もう遠慮も会釈もするものか、残りの人生絶対イニスと一緒に生きてやる!と一気に強気に出て2人めでたく牧場経営の計画を・・・なあんて、少女漫画だったら絶対こういう展開でしたよね。しかも、20年もかけず30才早々くらいで若いうちに決着が。かいろさん、私、少女漫画版BBMものすっごく好きかも。

それと、こちらの記事へのコメントにいただいたレスとは関係なくてたいへん恐縮なのですが、古い話になってしまうのでこの場をお借りして申し上げること、どうかお許しくださいませね。
スティーブン・キング作品について。イチオシはなんといっても「シャイニング」です。ホラー以外では映画「黙秘」の原作「ドロレス・クレイボーン」でしょうか。この作品は、もしかしたら若い頃1度読んで、ある程度人生経験を積んだ後に再読すると読後感が違うかもしれません。
ホラーの印象が強いキングも、物語の核あるいは基礎となっているのは全て‘愛’です。特に父子の愛や友情が中心となっていることが多いように思われます。映画化によって随分間違った解釈されてしまっているようで、いつもいつも残念でなりません。キング作品の映像化絶対反対!です。
キングの小説は好き嫌いが極端に分かれるので殊更お勧めはできないのですが、時間があってお気が向いたときにでもご一読いただければ嬉しいです。

古い話を蒸し返すようなコメントばかりでごめんなさい。次には新しい記事へのコメントが・・・できればいいんですけど。またよろしくお願いいたします。

投稿: 沙斗魔 | 2006年8月 6日 (日) 10時25分

沙斗魔さん、こんにちは!コメントありがとうございます!
前の記事でもなんでもコメントいただけるのは本当に嬉しいのですー。お待ちいたしておりますです!

『アラベスク』はハッピーエンドなのですね・・・。よかった~。山岸涼子さんの漫画、結構読んでます(怖いのが多いのですが)。この方の作品で一番印象に残っているのは、なんと言っても『日出ずる処の天子』です!この漫画はハッピーエンドとは程遠い終わり方だったので、わたしの中では山岸涼子さん=つらいお話を描く人と位置づけられています。でも大好きなんですよね、『日出ずる~』。沙斗魔さんは読まれましたか?

>自分にとってかけがえのない存在だと気づき、決して離れまいと決心

ジャックは早くからそのことに気付いていて、自分が望むように行動した場合周りの人にどれだけダメージを与えるかということも覚悟したうえで、イニスにああ言っていたんですよね。

>人生なんていつどこでどうなるかわからない、もう遠慮も会釈もするものか、残りの人生絶対イニスと一緒に生きてやる!と一気に強気に出て2人めでたく牧場経営の計画を・・・

そうするべきだったのに・・・。ジャックは優しすぎる~。いっつもイニスの事情を優先しちゃうんだもん。ああ、少女漫画版BBMを妄想してしまいそうです~。

>映画化によって随分間違った解釈されてしまっているようで、いつもいつも残念でなりません。キング作品の映像化絶対反対!です。

このご意見、雑誌などで何度か見かけたことがあります。沙斗魔さんご推薦の『シャイニング』もえらく原作と違っていて、キングはかなり憤慨していた、と(怖いのは苦手なので、未見です・・・。あのJ,ニコルソンの顔だけでもう充分~)。『黙秘』はビデオで観ました。日蝕とK.ベイツ!他に観たことのあるキング作品の映画は『デッドゾーン』なのですが、沙斗魔さんどうでしょうか???これは結構キングファンの間でも評価が高いとお聞きしましたが・・・。わたしは結構好きでした。でもやっぱり『スタンドバイミー』ですね、一番は!(しつこい・・・)あ、それとそれと『IT』は、2巻目で挫折しました~。どんどん怖ーくなっていくもので・・・。でも少年時代のみんなの結びつきの部分はとても好きでした(言い訳???)。

あれれ~、またまたお返事が長くなってしまいました~。にゃはは(←笑ってごまかす)。
それではこの辺で。ありがとうございました!


投稿: かいろ | 2006年8月 6日 (日) 20時09分

やっと観ました。
どの記事にTBしようか悩みましたが、こちらに!!


なんとも切なく胸を締め付ける作品ですよね・・・
うまく感想が書けず、時がたつにつれオタオタとうろたえている私です

投稿: D | 2006年10月 2日 (月) 20時39分

Dさん、こんにちは!コメントとTB、ありがとうございます!
ああ、とうとうご覧になっていただけたのですね・・・嬉しいです。Dさんの書かれた記事、楽しみにしております~。

>うまく感想が書けず、時がたつにつれオタオタとうろたえている私です

はい、そうなんです・・・。映画館の6回プラスDVDと何度観ても言葉にならない思いで胸がいっぱいになって、感想をうまく書けたためしがありません。そして、これからもきっとそれは変わらないんだろうなあと思います。
Dさんも、これから何度も観ることになりそうですか?山でご一緒に遭難していただけるならステキだなあ、と♪ ラララ~。
それではこの辺で。ありがとうございました!

投稿: かいろ | 2006年10月 2日 (月) 23時06分

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